島根革新懇が力強く活動再建 池田香代子さんが記念講演「人間の尊厳守れと言い続けよう」

 12月7日、松江市の島根県民会館で「人間の尊厳を守り、政治の革新をめざす島根の会」(島根革新懇)の再建総会が52人の参加で開催されました。全国革新懇代表世話人でドイツ文学翻訳家の池田香代子さんが記念講演しました。

 池田さんはやさしい口調で、松江にいたラフカディオ・ハーンがどのように妻せつさんと協同して「怪談」を作り上げたかという話から始め、出雲神話の国ゆずり、北アメリカ先住民のロングハウスに見られる王のいない国を運営する民主主義の原点について触れられました。

 そして、排外主義的な高市政権の支持率がなぜ高いのかという話に。「政治の右傾化は日本だけでなく多くの先進国に見られることで、30年にわたるグローバル経済の結果、大金持ちが現れる一方で広い中間層がやせ細って不安にかられていることが背景にある。今の日本のこのような状況は第二次世界大戦前のドイツや日本にそっくりである」ことが話され、続いてアニメ「戦争の作り方」を鑑賞しました。最後に池田さんは、「このたたかいは長く続くと思いますが、島根革新懇の会の名称にもある『人間の尊厳』を守れと言い続けましょう」と締めくくりました。

 記念講演のあと、参加者からの発言では、島根革新懇の再建を歓迎するとともに、かつてのように活動が「休眠状態」にならないこと、地域から統一戦線運動を進めるという観点で粘り強くやること、女性の活躍を進めるために役員にも女性を入れるべきなど活発な発言が続きました。

 最後に、会則と出発時の世話人六名が承認され、島根革新懇が力強く再建されました。

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