宮城革新懇が521回目の核兵器廃絶市民行進 被爆80年、国民的取り組みすすめよう

 7月27日、宮城革新懇が呼びかけ、「核兵器廃絶市民行進の会」が主催する第521回目の核兵器廃絶市民行進が行われました。

 川名直子宮城革新懇常任世話人(宮城県原水協事務局長)と芳地博光宮城革新懇常任世話人・事務室員が交代でマイクを握り、道行く人々に核兵器廃絶の運動への参加を訴えました。

核兵器廃絶を求める多彩な運動
 1945年、広島(8月6日)、長崎(8月9日)に原爆が投下されてから80年、核兵器廃絶を求める多彩な運動が進められています。
 7月23日には、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)と原水爆禁止日本協議会(日本原水協)、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)が、ヒロシマ・ナガサキを受け継ぎ、広げる、国民的な取り組みを呼びかける三者初の共同アピールを発表しました(裏面にアピール全文)。
 7月27日には、ノーベル研究所が主催して、「ノーベル平和賞カンファレンスin Tokyo『核兵器の脅威への対応』」が、上智大学で開かれ、ノーベル委員会のヨルゲン・パトネ・フリードネス委員長、日本被団協の田中熙巳代表委員、児玉三智子事務局次長が基調講演を行いました。8月4日から6日には、原水爆禁止世界大会が広島市で開催されます。

核抑止論を克服し、核兵器禁止条約のさらなる普遍化を
 一方、参議院選挙のさなか、参政党候補者が「核武装が最も安上がり」と発言したり、トランプ米大統領が「広島や長崎をみれば、あれが戦争を終わらせたことがわかる」などと発言して大きな批判を浴びました。
 核抑止論に固執するこうした逆流を許さず、核兵器廃絶に向けた国民的な大運動を進めることが求められています。

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