いま、都政に求められるのは 宇都宮健児さん講演 東京・葛飾革新懇

 葛飾革新懇は5月4日、「第2回かくしんセミナー」を開催しました。

 日弁連元会長で、長年にわたり都政監視の市民運動を続ける宇都宮健児さんが、「小池都政8年、今都政に求められるものは」をテーマに講演しました。

 宇都宮さんは、在住している江東区で実施された衆院東京15区補選の先頭にたって奮闘。選挙戦を、「これまでの積み重ねの上にたった勝利」と振り返り、「小池知事の肝いり候補者が5位にとどまったことは特筆」と感想をのべました。都政について、4年前自らが立候補した時の政策を基に、実行されたこと、課題として残されたことを丁寧に解説されました。小池知事について、都庁舎でのプロジェクションマッピングや関東大震災での朝鮮人虐殺を例に、「人権感覚に重大な懸念を覚える」と評しました。

 参加者からは「都知事選の勝利に向け、大きな確信になった」などの感想がありました。当日は連休中にも関わらず会場の定員を超える多くの方の参加がありました。

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