「持続可能な地域育てのための『住民自治』運動を!」  千葉市緑区革新懇

 千葉市緑区市民懇は2月11日、区内の誉田公民館で第4回総会&学習会を開催し、コロナ禍のなか、「3密」をさけるかたちで20人ほどが参加しました。 

 第一部で、市民懇代表世話人でNPО法人・ちばまちづくりセンター事務局長、全国自然保護連合代表の川本幸立氏が講話しました。また、共産党市会議員で代表世話人の椛沢洋平氏があいさつ、立憲民主党衆院議員の岡島一正氏がメッセージを寄せました。

 川本氏は講話で、「持続可能な地域育てのための『住民自治』運動を!」をテーマに、地域活動の経験や戦後史も織り交ぜつつ、憲法や地方自治法の内容を紹介し、「地方自治は民主主義の学校」であり、運動でコミュニティーを復活させ、人間性を取り戻す必要を強調。子や孫がUターンして歩いて暮らせるまちづくりプランの作成などを提示しました。講話をうけての意見交流では、「活動のヒントをもらった」「交流会をもちたい」などが出されていました。

 総会では、基調報告、当面する課題と方針が提起され、菅政権を終わらせ野党連合政権を見据えた取り組み、憲法改悪阻止などのほか、千葉市長選・県知事選で「市民懇」の方針に共感する候補を応援することなどを提起。拍手で確認されました。

 会計報告を承認。人事では、年金者組合からの世話人交代で早川亨男氏を、会計監査の交代で長谷川由美氏をそれぞれ新しく提案。代表世話人の川本、椛沢、長谷川守攻、藤田まつ子の4氏のほか事務局をふくめ全員を提案どおり選出しました。     (長谷川守攻さん記)

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