香川革新懇と日本共産党県議団の共催で9月6日にシンポジウム「ネットゲーム依存症条例」が開かれ、102人が参加しました。
パネラーは馬場基尚弁護士、今秋提訴を予定している高校生の渉君、日本共産党秋山時貞県議が努めました。来賓には政党代表自民党議員会辻村修県議・香川芳文県議・斉藤勝範県議、社民党県連代表の高田良徳県議、立憲民主党県連幹事長の竹本敏信県議、国民民主党県連幹事長の木村篤史県議があいさつ。これだけの顔ぶれがそろった集会は初めてです。
司会は白川よう子日本共産党四国ブロック国政対策委員長が務め、樫昭二日本共産党県議団長が「ネットゲーム条例に賛成の方も反対の方もみんなで考えるためにシンポを開催した」と開会あいさつをしました。
馬場弁護士は人の心や自由を制約する憲法13条違反の条例で反対だとのべ、渉君は学校に居場所がなかったり、家庭が複雑でゲームにのめり込むのが依存症だと決めつけている問題を指摘。秋山県議は条例が依存症対策だとしてもその責任を個人に押し付けることが問題だと訴えました。
会場からは先生や医師などから多数の意見が出され、今後の取り組みに非常に有意義な場となりました。革新懇世話人の重哲郎弁護士が閉会あいさつしました。
(香川革新懇ニュース2020年9月号から)