成田革新懇話会は2月15日に第8回の総会を開きました。午後には雪のちらつく寒い日でしたが31人が参加しました。
第1部は例年のごとく記念講演、第2部として総会を行いました。総会では、「東海第二原発を考えるつどい」や“市民連合ちば10区成田”に共同した街頭宣伝に力を注いだ2018年度の活動の報告と2019年度は暴走する安倍政治を終わらせる市民と野党の共闘を一層進めようとの方針の採択を行い、決算・予算の採択と世話人の選出を行いました。
第1部の記念講演は千葉県革新懇代表世話人で千葉大学名誉教授の三輪定宣先生から「無償教育と国際人権規約」と題して講演頂きました。日本の教育に対する公費負担はOECD加盟の34ヶ国中最低であり、少子化や児童虐待の増加なども根本には家計に占める教育費の負担が大きく関係していることを、データをもとにお話しされ、教育無償化の歴史的な意義や編纂から現在の学校給食無償化と千葉県の道徳教科書選定の実態など道徳教育の問題・課題にも触れて講演されました。参加者からは「非常に参考になった」と感謝の声が寄せられました。