本州最大級の祝園ミサイル弾薬庫 京都革新懇呼びかけの現地学習会に大阪革新懇も参加

 京都革新懇の呼びかけで2月7日、祝園(ほうその)ミサイル弾薬庫の「長距離ミサイル保管のための弾薬庫新設」をめぐる現地学習会が開催され、15人が参加しました。大阪からは枚方革新懇、交野革新懇、大阪革新懇事務局から8人が参加しました。

 自公政権は敵基地攻撃能力の保有を打ち出し、そのためのミサイル弾薬庫を各地で大増設します。この近くでは交野市、寝屋川市、枚方市、四条畷市、東大阪市から10キロ程度の距離にある京都府精華町の陸上自衛隊祝園分屯地で、弾薬庫を300億円かけて8棟増設し、本州最大級の施設にすることが計画されています。今後この分屯地は陸上自衛隊、海上自衛隊の共同使用となり、巡航ミサイル「トマホーク」、12式地対艦誘導弾力能力向上型などの射程1000キロ以上のミサイル配備が予想されます。射程1000キロ以上というと中国の奥地まで射程に入ることとなり、大幅に緊張を高めることとなります。いったん戦争が始まれば真っ先に攻撃されるのが弾薬庫です。

 学習会当日は「ほうそのネット」運営委員の方から60分程度この計画について講演していただきました。その後、車6台に分乗して、東京ドーム100個分の広さといわれる、分屯地の周囲を1周しました。参加者からは「学研都市の真ん中にこんな巨大な基地があったのか」「一見すると木や竹に覆われたただの山にしか見えないが、ここで(戦前の)枚方市禁野弾薬庫の大爆発のようなことが起こったらどうなるのか」といった感想がよせられました。(大阪革新懇活動ニュースより)

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