五十嵐仁さん迎え、選挙総括  越谷革新懇

越谷革新懇は、12月11日(土)午前9時30 分から越谷市中央市民会館会議室において、講演会と総会を開催しました。新型コロナウイルスの影響もあり、2年ぶりの開催でした。

第1部の講演会は、法政大学名誉教授で全国革新懇の代表世話人でもある五十嵐仁さんを講師としてお迎えし、「総選挙の結果と日本政治の展望」のテーマでお話しいただきました。総選挙の結果-「めでたさ」も最小限の自民減、総選挙での注目点と背景・要因、野党共闘の実績と課題、9条改憲阻止と今後の展望、結びとして、捲土重来-課題を洗い出し、参院選を共闘で巻き返そう、と締め括られました。

いたるところにウイットを忍ばせ、参加者の関心を最後まで引き留め、笑いの中に真実を潜り込ませ、私たちに活力を与えてくれた講演は、参加者の皆さんにとっても大変有意義なものだったと思います。この講演会には、未加入会員の方を含めて70名が参加され、講演後の合間に4人の方に入会いただきました。

講演後のアンケートには、22名の方から感想をいただきました。その一部をご紹介します。「五十嵐先生のユーモアたっぷりで力強い話し方に引き込まれました。これからの運動に励ましと展望を与えてくれました。」「若者世代の現状をしっかりとらえ、どう働きかけていくか、運動として大きな課題と感じました。」「現政権の腐敗、堕落ぶりに日々鬱憤が溜まっていましたが少し吹っ飛んだ。」「若年層の投票率が低調な原因が、異常気象や温暖化など、これからの長い未来を生きる人ほど深刻な問題に対する解決策が軽視されていることにあるような気がしました。」といった、内容でした。

第2部は、第11 回総会として、2カ年の経過報告・会計報告・監査報告、向こう1年間の活動方針・予算案の提案が行われ、一括して承認されました。最後に、2022 年度の役員体制が提起され、新世話人体制・新役員体制を確認し終了しました。

越谷革新懇は、平和・民主・革新という全国的課題に積極的に取り組むことはもとより、地元の自然を守る運動への参加や地域交流の一環としての野菜販売活動などを通して革新懇の意義を伝え、会員拡大をめざしていこうと決意しています。

             (越谷革新懇代表世話人 米川覚)                                                     

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