「シリア人質事件の真相と戦場取材の意義」  埼玉・越谷革新懇

*・゜゚・*:.。*越谷革新懇*。. .。.:*・゜゚・*
 11/24(日) 第10回総会と講演のつどいが開かれました。

 「シリア人質事件の真相と戦場取材の意義」と題して、フリージャーナリストの安田純平さんに講演して頂きました。安田純平さんの講演は2回目になります。今回も、チラシの配布数日後には満席となり、当日まで問合せがある程の盛況ぶりでした。どの方も、真のジャーナリストの生き方・マスコミや政府の対応・拘束されていた時の状況と心の葛藤・自己責任論バッシング時の心境などの、真実を知りたい! そして、何よりも心から応援したい!との思に包まれた会場の雰囲気でした。

 スクリーンに写された砲撃を受ける子どもや街並みの映像を見ながら、シリアの状況を語り始めました。かつて、イラク戦争の後方支援の名の下に戦争へ加担しているからこそ、日本人として真実を見極めて欲しいと訴えていました。また、拘束された40ヶ月間安田さんは、自分の人生はダメな人生なのか?自分の人生を否定し続けた日々。殺されることよりいつまでも帰れない思いと、家族の事を考えると不安と怖さで、精神的に不安定になったと静かに語ります。しかし、生きている現実の中で自分の人生を何とかしようと思う事で、生きる望みを持ち続けていたそうです。死と隣り合わせの紛争地域での取材では、自己責任の覚悟は持っていると毅然と言い切ります。
拘束中の日本政府の対応と、事実とは違う報道のあり方に疑問を感じているとも語っていました。

 最後に、真実を見極めて力を!好きな事ができる喜びと、お互いに認め合える平和な社会にしていきたいと締めくくりました。会場からは大きく温かい拍手が湧き起こりました。

安田さんの講演は4回聞きました。聞くたびに “どう生きるのか!”と、問われ投げかけられているようで、身が引き締まる思いです。安田さんの凛とした生き方に、リスペクトしています。生きていてくれてありがとう?

?〜 総会 〜?
女性3人が越谷にも革新懇を作ろう!と産声を上げ結成して10年になります。革新懇3つの目標と越谷独自のー川と緑と太陽を大切に!文化の発展をー の、4目標の実現に向けて取り組んでいこう!と、参加者全員で確認し合いました?

安田純平さん、参加された皆様、世話人の皆様大変お疲れ様でした。

(越谷革新懇 生田目美代子さんFBから)

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