市長選に向けて「市政シンポ」開催  群馬・前橋革新懇

前橋では来年2月9日投票で市長選、市議補選が行われます。

前橋革新懇は現市政を知り、切実な願いを明らかにして実現の道を探ることをテーマに「市政シンポ」を11月2日10時から開催、53人が参加しました。

パネラーは4人で、新日本婦人の会前橋・宮内留美子さん(学校給食を無料に)、全群馬教職員組合・石田清人さん(今なぜ30人学級なのか)、群馬中央医療生協・長谷川敦子さん(安心して暮らせるまちづくり)、前橋民主商工会・店橋厚さん(安心できる国保に)でした。

【パネラーの発言要旨】

県内で2市(渋川・みどり)6町3村が学校給食を完全無料化している。前橋でもぜひ実現してほしい。全学年の少人数学級を自治体独自で21府県・5政令都市が行っている。不登校生徒は6年連続増加、15歳以下の死因のトップは自殺、いじめは全国で3割増など深刻な事態が進んでいる。解決には少人数学級の実現が待ったなしだ。高齢化・人口減少のなかでつながることが健康寿命を延ばすことになる。「お茶のみ保健室(看護師常駐)」を運営し地域に喜ばれている。市からの支援を増やしてほしい。国保は構造的に運営が困難になっており、国の支援(知事会は1兆円を要望)が必要。また、前橋市では乱暴な差押えが行われている。安心して医療が受けられる国保とするために、自営業者・非正規労働者など幅広い協力協同が必要だ。

会場からは「現市政をどう見たらよいか」(市議・長谷川さん)「地域公共交通の充実アンケートに取り組んでいる」(年金者組合・町田さん)、「今日学んだことを候補者活動にいかしたい」(市議補選予定候補者・吉田さん)など8人から意見・質問がありました。(前橋革新懇・萩生田)…(全国革新懇ニュース群馬版群馬の便り214号から)

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