アベ政治を終わらせ、原発はゼロへ  千葉・四街道革新懇

4月27日、「革新の日本と安心・安全な四街道をつくる会」は第8回定期総会を会員33人の出席を得て、四街道市文化センターで開催しました。

この一年間の活動は「憲法改悪阻止」が最大の焦点となりました。安倍政権は「今通常国会または臨時国会で改憲の発議を行いたい」と執念を燃やしてきました。嘘と欺瞞だらけの安倍政治への批判もありましたが、「アベ9条改憲NO!3000万署名」運動の広がりの成果で昨年末の憲法審査会への自民党改憲案の提案を阻止することができました。しかし、安倍政権はこの提案をあきらめておらず、憲法審査会を強引に開催する手法に出てきています。この策動の息の根を止めるには、市民と野党の共闘強化の運動と3000万署名の目標「四街道で2万」に向けての創意工夫を凝らした運動が必要であるとの提起がされました。東海第2原発再稼働STOPもう一つの焦点は、40年を迎え廃炉にすべき東海第2原発の再稼働の目論見に反対する活動でした。短期間に「再稼働やめての意見書提出」請願署名を1800近く集め3月市議会に提出しました。当議会では実質審議を行うことなく、継続審議として処理されました。しかし、呼びかけ人を中心とした粘り強い働きかけによって、異例の閉会中審議が実現し、常任委員会で採択されるという成果が得られました。6月本会議でも採択されるよう運動の継続が必要です。さらに、この画期的な運動を発展させて幅広い市民を結集した運動体を組織していく方向も提案されました。

続いて、全国と呼応した消費税10%ノー、国保税値上げ阻止、社会保障改悪阻止などの闘いを進めること、また、庁舎建設やごみ処理施設の延期など行き詰った四街道市政について広範な団体個人に「市政問題懇談会」等の開催を呼びかけ、問題の解決を図っていく方針も提起され
ました。提案の後、「生健会」「水を守る会」「9条の会」「教科書ネット」「年金者組合」などから方針を強化し、幅広い運動への参画などの
発言が相次ぎ、活発な討論の後、全会一致で議案は採択されました。

定期総会に先立って記念講演を開催しました。講師はわかりやすい話で定評のある県革新懇常任代表世話人の松本悟さん。ユニークな紙芝居風の講演に参加者も引き込まれていきました。テーマは今夏に予定されている参議院選挙について「どう、たたかうか」の展望を語っていただきました。原始共同体から歴史を経て、現代資本主義が行き詰まり、世界でも若者を中心に貧富の格差解消へと未来社会を展望した運動がすすんでいることなどに触れ、日本でも権力に虐げられている多くの人を中心にそのエネルギーが渦巻いており、市民と野党の共闘でそれを結集できれば…と。

(四街道革新の会NEWS NO.44から)

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