コロナ禍の中、多様な作品に心癒されました  大阪・寝屋川革新懇

 ねやがわ第12回「寄ってたかって美術展」が9月18日から5日間開催され、昨年を上回る700人の参加がありました。寝屋川革新懇結成25周年を記念して始まった美術展は12年目となりました。プロもアマもジャンルを超えて出展者77人、出展作品は油絵・書・くす玉折り人形・刺繍・木工芸・ペーパークラフト・川柳・絵手紙など22種目103点、出展者最高齢は92歳でした。

 今年は、コロナ感染拡大のもとで開催が危ぶまれましたが、成功めざして作品作りに奮起し、出展者は「コロナ禍で毎日モヤモヤしていたが、一念発起して作品をつくり会場で親交を深め元気になりました」。また入場者からは「多様な作品に感動と元気をいただきました、来年は出展したい」の感想が寄せられました。

 コロナ禍のもと作品にも、色濃くコロナが影響されました。アベのマスクの実物を使用した野菜写真、コロナ令和流行り唄、コロナ川柳などが会場を沸かしました。実行委員長の長祥嶺さんは「会場に来るたびに、しみじみとした気持ちの安らぎを実感しました。心を込めて作り上げられた作品の一つ一つが、語り掛けてくるようで、生きている喜び、楽しさを共有しあえるのが私たちの美術展だと再認識しました。私たちの美術展は深化し、その輪も広がりました。」と閉会のあいさつとまとめを行いました。      

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