沖縄平和ツアー2018  兵庫・伊丹、川西革新懇

7月17日(火)から19日(木)まで、伊丹川西革新懇主催沖縄ツアーを開催、17歳から78歳まで、13名(伊丹11名、川西2名)の参加がありました。初日は辺野古新基地建設反対の座り込みに参加し、東村高江に回りオスプレイパッド反対のたたかいの現状をきくという日程でした。

名護共同センターでは新基地を許さないため今年の県知事選とそれに先立つ地方選挙がいかに重要かというお話を伺いました。2日目は伊江島に渡りました。1945年4月、1週間にわたる激しい地上戦が繰り広げられ1500人もの住民が犠牲になった島です。伊江島を占領した米軍は生き残った住民を強制移住させこの島を本土攻撃の基地としました。帰島を許され帰ってきた住民を待っていたのは広大な米軍基地となった島…。住民は食べるため仕方なく爆撃演習下で農耕を始めましたが米軍はガソリンをまき作物を焼き払ったのです。最初に行ったのが伊江島平和資料館。農地を奪われた農民の苦しみと強い平和への願いが息苦しいほど胸に迫ってきました。伊江島は今は観光に力を入れて復興しています。息をのむような美しい海に囲まれた印象的な島で観光だけでもおすすめしたいです。この日はさらに嘉手納基地、嘉数高台とまわりました。最終日はひめゆり平和祈念館と不屈館(瀬長亀次郎と民衆の資料館)へ。ひめゆり資料館は何度来ても戦争の理不尽さとむごさに胸が苦しくなります。不屈館では瀬長亀次郎氏が民衆の支持のもとたたかい続けたことがよくわかり励ましをもらうことができました。学ぶことが多く、また楽しい3日間でした。

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