ヒロシマ革新懇が「教育勅語」引用の市長に抗議 緊急行動に市民90人

 広島市の松井市長が職員研修で「教育勅語」を引用した問題で、ヒロシマ革新懇が呼びかけ9団体連名の抗議要請書「広島市研修での『教育勅語』引用に抗議し、撤回を求めます」を12月22日、広島市に提出しました。

 広島市の秘書課に出したかったのですが、すったもんだの末、広島市の市民相談センター(=広聴課窓口)に提出。文字どおりのカウンター越しの要請書提出でした。要請書提出には革新懇、県労連、労学協、被団協、原水協と自治労連の6団体8人が、カウンターの前に並びました。自治体への提出でカウンター越しという冷たい対応は久しぶりでした。

 提出後、市の記者クラブで記者会見、同じく6団体8人が参加し、記者側は10人ほどが来てくれました。記者会見後、市役所前での緊急抗議行動。なんと90人の市民が参加。この冬一番の寒さでしたが、被団協、県労連、新婦人と自治労連の代表がマイクでアピール。「松井市長が研修に教育勅語」、「引用に抗議し撤回をめます」と横断幕、「引用の撤回を」、「戦争への一里塚」、「教育勅語復活は戦争の前夜」のボードを掲げ、最後に革新懇から「松井市長が〝ごめんなさい〟と謝るまで、ヒロシマ中、全国からも抗議の声を寄せましょう。革新懇として抗議要請を出しますのでよろしくお願いします」と訴えました。(ヒロシマ革新懇 川后)

一覧へ

カテゴリー

都道府県