千葉大学文学部教授栗田禎子さん
ガザの悲劇とパレスチナ問題 国際法違反の占領を終わらせ解決を
2024年2月号
革新懇インタビューは、中東問題の専門家、千葉大学教授の栗田禎子さんです。イスラエルの攻撃は自衛権の行使ではなく、ガザ占領にこそ「矛盾の根源」があり、それに国際社会が気づき、即時停戦と同時に数十年にわたる国際違反の占領を終わらせる世論が高まっていることを国連などの動きから語っています。また、そのような国際社会の目をそらすイスラエルやアメリカの動きへの注意をよびかけ、日本は過去の中東との関係の歴史や憲法9条を持つ国として非軍事手段の解決をよびかける役割があると訴えています。
4面で、広がりをみせるPFAS(有機フッ素化合物)問題に取り組む「大阪PFAS汚染と健康を考える会」を取材し、事態の深刻さを伝えています。
地域の活動も元気です。千葉の流山革新懇が新結成、日比谷公園整備問題のつどい開催を機に活動を再開した千代田革新懇、香川の青年革新懇が鍋交流で活動再開などを伝えます。「万博より被災地支援に全力を」と訴える大阪革新懇、代表世話人会で上脇博之教授が「政治とカネ」の話題提供をした兵庫革新懇、京都市長選支援の奮闘、各地で取り組まれている能登半島地震の支援募金行動、「ガザに平和を」と訴える所沢革新懇の上映会、えどがわ革新懇の連続宣伝、ヒロシマ革新懇が呼びかけた「市長の教育勅語引用やめよ」行動、18回目を迎えた「ねやがわ成人の日平和宣伝」などを紹介しています。