今回の「全国革新懇ニュース」は、23年12月・24年1月合併号です。革新懇インタビューはおふたり登場します。1面は岩手県知事の達増拓也さんです。県政の様ざまな課題に県民と一緒に苦労する中で「オール岩手」の共闘が深まっているとのべ、今後の抱負を語るとともに、沖縄・辺野古代執行の問題にも触れ地方自治のあり方を語ります。8面には同志社大学大学院教授の岡野八代さんが登場。「ケアに満ちた民主主義」を唱え、一部の権力者による政治から、ケアを中心にした全員参加の民主主義の追求を訴えます。

　6面には弁護士で全国革新懇代表世話人の杉井静子さんの寄稿、「ジェンダー平等は緊急に実現すべき課題」です。世界のなかでジェンダー平等における日本の後進国ぶりを指摘し、憲法の平和主義を支えるためにもジェンダー平等が不可欠と提言します。

　「処理水」放出が続く福島を訪ね漁業や県民のくらしの実相に迫った現地取材、「楽しい活動」を意識的に取り組むなかで会員を増やしている和歌山・伊都橋本革新懇のルポ、「ガザ即時停戦」を訴える各地の行動、京都市長選の取り組み、山形と愛知での革新懇結成・再開、奈良での「自衛隊に個人情報渡すな」青年の裁判のたたかいなど各地の多彩な活動を紹介しています。