安倍・自公政権は本日、「共謀罪」法案を強行採決した。委員会での審議をいきなり打ち切り、そのまま参議院本会議で直接採決するという異常な手法による暴挙に、満身の怒りを込めて抗議する。

これは、追い詰められた暴挙である。「共謀罪」法案は、審議をすればするほど問題点、矛盾点が噴出し、追い詰められた結果にほかならない。「共謀罪」法は、思想・良心の自由をじゅうりんする明白な違憲立法であり、特定秘密保護法、戦争法に続く「海外で戦争する国」づくりの道具である。

全国革新懇は、「共謀罪」法を必ず廃止させる新たなたたかいに全力を尽くすことを表明する。共同をいっそう広げ、なんとしても「共謀罪」法を廃止しよう。「市民と野党の共闘」を発展させ、都議選をはじめとする地方選、つづく総選挙で必ず勝利し、立憲主義を回復する野党連合政府をつくり、「戦争する国」づくりのための違憲立法を廃止しよう。