統一地方選、さらに参院選で、安倍政治を終わらせましょう

2019年3月29日

平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)代表世話人会

統一地方選、さらに参院選で、安倍政治を終わらせましょう

――日本の命運のかかった歴史的たたかいにあたってのアピール

2019年3月29日

平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)

代表世話人会

 

いま全国いっせいに、統一地方選が激しくたたかわれています。前半戦(4月7日投票)に引き続いて後半戦(4月21日投票)、沖縄・大阪での衆院補選(同日)、さらに7月には参院選が連続しておこなわれます。この一連の選挙は、日本の命運を左右する歴史的な闘争です。住民の暮らしを守り、明るい展望を示すとともに、平和と憲法、民主主義と地方自治をじゅうりんする安倍政治を終わらせるたたかいにしようではありませんか。

 

地方選は、何よりも住民を苦しめる安倍悪政を食い止め、住民の福祉と暮らしを守ることを問うとともに、暴走をつづける安倍政治への厳しい審判を下す絶好の機会です。このなかで消費増税・国保料引き上げが大きな争点に浮上しています。国庫負担1兆円の投入で、負担引き上げのストップを―政治を変えれば暮らしに希望が持てることを訴え、共感をひろげています。

大阪では、大阪市を解体する「大阪都構想」をゴリ押しする維新の身勝手な辞任戦術によって、府知事・市長W選がたたかわれています。地方自治と民主主義を土台から壊す「異質の悪政」を終わらせる一点で共同しています。安倍政治の応援団であり、日本の政治の反動化劣悪化に特別の役割を果たしてきたのが維新です。この選挙で勝利することは、全国的意義があり、全国からの支援をよびかけます。

衆院補選が大阪と沖縄でたたかわれます。大阪12区では、12区市民連合が、維新政治と安倍政治を終わらせるため、「市民と野党が力を合わせ新しい政治を実現する集会」を開催するなどの取り組みがすすめられ、共同の力で勝利をと全力をあげています。沖縄3区は、玉城デニー氏が知事選に出馬するために衆院議員を辞職したことによる補選です。県民投票で示した民意を無視して土砂投入をすすめる安倍政権に、断固とした抗議の意思を示すとともに、“勝つまであきらめない”新しいたたかいの出発点となるもので、絶対に勝たなければならない選挙です。

いま革新懇組織と賛同団体、会員は、それぞれの条件に応じ、多彩な形で全力をあげて選挙戦に取り組んでいます。そのなかで、「オール与党」体制に揺らぎがうまれ、「市民と野党の共闘」の新しい発展の芽が生まれていることが、注目されます。革新懇運動も、野党統一候補の石川ともひろ候補の支援(北海道革新懇)をはじめ、市民団体とともに岸牧子候補を推薦(神奈川革新懇)、共産、社民、無所属12人の県議候補を推薦(新潟県革新懇)、市民団体とともに市長候補を推薦(ヒロシマ革新懇)、8党会派が推す区長選の選挙母体で1000人委員会とともに中心的な役割を担う(東京・大田革新懇)などの新しい取り組みを各地で切り拓いています。これをさらに発展させましょう。

地方選と連続する参院選は、憲法改悪の企てを打ち破る決定的なたたかいです。参院選で自公勢力を過半数割れに追い込み、安倍政権を終わらせることが「安倍改憲」を打ち破る最大の保証です。32の一人区すべてでの野党統一候補を必ず実現し、それと一体に、全国各地で「市民と野党の共闘」を発展させ、「本気の共闘」で安倍政治を終わらせる歴史的なたたかいに勇躍して参加しましょう。

地方選からはじまる連続選挙で、「市民と野党の共闘」をすすめる候補の大勝利、「3つの共同目標」をかかげる政治勢力の躍進で、憲法が生きる日本の輝かしい誇りある未来への道を切り拓きましょう。

 

以上

 

 

 

 

全国革新懇の3つの共同目標

1、日本の経済を国民本位に転換し、暮らしが豊かになる日本をめざします。

2、日本国憲法を生かし、自由と人権、民主主義が発展する日本をめざします。

3、日米安保条約をなくし、非核・非同盟・中立の平和な日本をめざします

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