23年10月号感想・おたより⑤

★働き方改革が叫ばれても職種によっては不可能。定年延長も出てきた。しかもその年齢に達しないと退職金は満額でない。体をこわしながら働いている人もいる。退職後は病気のデパート。「ひたすらに働け、そしてコロリ逝け」を国はねらっている?(福岡県遠賀郡水巻町)

★久々に映画(DVD)「一枚のはがき」(新藤兼人監督)を観た。人間の声明の重さも、人権も、「戦争」という事実を前にすれば、人は何も見えなくなるのだろうか? ただただ言葉にならないほどの深い悲しみ・絶望で観終わった。この想いを一歩一歩、希望に変えるべく努力・活動しなければとあらためて心に誓ったものです。(甲府市)

★10月号1面の石川先生のお話。「自己責任」の空気が人々を分断し、おかしな世の中にしてしまったと私も思います。私たちの時代、悩みや困ったことは相談できる人が必ずいました。労働組合もそういうところでした。仲間がいれば頑張れます。みんな寄り集まりましょう。(山梨県北杜市)

★80年前の10月21日、出陣学徒壮行会が明治神宮外苑競技場で行われ、多くの学生・生徒が戦場におくられ、帰らぬ人となった。その時の行進曲が陸軍分列行進曲で、今でも陸上自衛隊の行進曲として演奏されている。少し前、何気なくYouTubeを見ていたら、魂の行進曲と紹介していた。(山口市)

★海を便所のように使う国と東電。核の糞を海に流し続けて、そのうち秋刀魚だけでなく、海が死んでしまう。(新潟市)

★年金が削除されるばかりで高齢者の購買力は低下する一方です。高齢者が増え続ける中で、日本経済は高齢者の動向が重要になりつつあります。経済活性化のためにも、年金増額が必要です。岸田政権は逆に高齢者の意向を無視し続けているのは問題です。(千葉県我孫子市)

★昨今の世の中の動きをみていて「平和・民主・革新の日本をめざす」とした、革新懇運動をスタートさせたころのことを思い出します。たくさんの無党派の方々としっかり協力して、大きな運動が求められていますね。(山口市)

★10月号のクイズの答えに寄せて。ようやくサンマを食べました。去年100円だったのが今年は200円。そこに味付け用のスダチをしぼって…。そのスダチも一個何と58円も。トホホ、ああ食欲の秋なのに値上げの秋で、こんな物価高では食欲も落ちます。そんな中、政府は企業に賃上げを要請するという。連合の大会で首相があいさつして言いました。政府は消費税下げると言えばよいものを。相変わらず無為無策ですね。(大阪府八尾市)

★10月は、来月にタマネギを植えるための土づくりに精を出します。30キロの肥料を担いで山へ行きます。そのために日頃、体を鍛えています。(名古屋市)

★日頃の活動の中で若い人との接点がなく、悩んでいる昨今です。岸田政権のキナ臭い政治には危機感を強く感じています。若者との向き合い方についての文章(10月号の石川康宏さんインタビュー)は、とても参考になりました。ありがとうございました。(神奈川県川崎市)

★10月号の書評『「くうき」が僕らを呑みこむ前に』の内容に心あたりがあるある。ちょっと読んでみます。こんな本も今後、紹介してほしい→『誰も断らない、こちら神奈川県座間市生活援護課』(朝日新聞出版)。

★革新懇ニュース10月号、石川康宏さんのお話よみました。私はいつの頃からか「話し上手は聞き上手」ということばを耳にして納得してきました。「赤旗」も最近は「聞く」ことの大切さを強調していると感じます。石川さんが「何事もまずやってみる」「話をよく聞く」ことを繰り返し言っておられることに諸手をあげて賛成します。まさに「我が意を得たり」です。私は心掛けて人の話をよく聞く、その言葉から何かを学ぶようつとめています。「年寄りの昔話…」には子どもの頃、ヘキエキしました。全くおっしゃる通りでした。孫が会社の営業係をしています。私はただ一言「相手の話、バカにせんとよく聞きや、何かを学びや」と言いました。AIに人間が支配されない、人間こそが主人公なのですね。人間が粗末にされない世の中にしたいと思います。石川さん、ありがとうございます。(大阪府堺市)

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