2020年10月号感想・おたより②

★小田嶋隆さんインタビュー。とても鋭く、菅政権の見方になるほどと感心しきりでした。小田嶋さんはtwitterでも頻繁に発信しているので、とても端的に時事を語っておもしろいです。(埼玉・上尾市)

★私は大阪で生まれ、結婚するまで大阪で育ちました。前回、都構想反対で決まったのに、コロナで大変なときにまた住民投票をやるなんておかしいと思います。(奈良・生駒市)

★翻訳家の池田香代子さんの記事を興味深く拝読しました。「産業遺産情報センター」の存在も知らなかったし、入館するのに身元を明らかにしなければいけないことにも驚いた。差別を認めない姿勢にも。(東京・三鷹市)

★菅首相には冷たさ、ずるさ、いじわるさ、がめつさしか感じない。暖かさ、正直さ、人の好さ、欲のなさ…今の政権に求めても無理か。(北海道・平取町)

★小田嶋隆さんの記事を読んでその通りと思ったこと。①安倍政治の一番の問題は行政の文書主義を壊したこと→寿司屋の板前さんが握る前に手を洗わないのと同じ。②菅内閣の誕生→メディア支配の強化:ヤクザな手法「陰湿な」。(滋賀・大津市)

★埼玉では10月19日に久々にオール埼玉集会が開かれます。市民と野党の共闘で政権交代を実現させましょう。(埼玉・三郷市)

★中曽根元首相の合同葬儀に税金を使うのはおかしいです。自助(自民党と中曽根家)でやってほしいです。子ども食堂、子育て支援に回してほしいお金です。(愛知・豊田市)

★「核兵器禁止条約」の発効は必要な50カ国の批准にあと3国で達成となる。被爆国日本が批准しないとは恥ずかしい。(高松市)

★1面、小田嶋隆さんの「アベノミクスの3本の矢は突き抜けて『失』になりました」と。(滋賀・大津市)

★コロナで現場は厳しい日々をたたかっていることだろうと思う。目の前の患者と背負っている家族、使命感と恐怖。その思いに報いる手立てを国に求めたい。(岩手・盛岡市)

★杉田水脈衆院議員の暴言に対して辞職を求めるという署名運動があり、自民党がその署名の受取を拒否したという。自民党という党の本性見たり。私の地元の栃木県議会でも要請行動に伺おうとすると議会棟の中にいるにもかかわらず、アポなしではだめと。それならと後日電話したが不在。また議会に足を運んでみたら何人かの議員がいた。しかし、無視された。「少人数学級」の件だったが、市民に顔を向けない姿勢に憤りを感じた。(栃木・宇都宮市)

★学術会議の思想差別、中曽根合同葬、「弔旗を」通知などアジア太平洋戦争前の雰囲気を感じます。(兵庫・西宮市)

★遠く兵庫の阪神間。まだ発足3年目の川西革新懇は知名度もなく、四苦八苦の毎日です。でも、なんとか連合政権樹立のために全力を注いていきます。(兵庫・川西市)

★小田嶋さんのインタビューを読んでスカッとしました。ほんとうによく言ってくれました。「言い得て妙」とはこのことです。安倍政治をそのまま引き継ぎ、一層ひどい政権になろうとしている菅政権の正体を暴き打倒するには「あえて安倍政治を蒸し返すことにする!」と言い切る小田嶋さんの話はまったくそのとおり。読んでいてスカッとしました。大いにムシ返しましょう。(大阪・八尾市)

★日本学術会議の6人の任命拒否問題で、6人を除外する前の推薦者名簿を「見ていない」と菅首相は発言。もし、首相が見ていないならば、いったい誰が6人を除外したのか、学術会議が提出した105人の推薦者名簿をチェックしないまま任命を判断したのか。いったい誰が99人にしたのか。疑問が残る。もし「見ずに任命」なら違法ではないか。この問題を徹底的に追及し、真相を明らかにしよう。この問題をあやふやなまま放置するならば学術の未来はない。徹底した解明を求めたい。(名古屋市)

★臨時国会で首相に指名されたら所信表明もしない、質問も受けないで勝手に国会を閉じてしまった。そして、菅首相が最初に手を付けたのが学術会議6人の任命を拒否することだった。「学者」の世界の事だから多くの国民を目くらましにできると思ったのだろう。任命拒否の理由も「総合的、俯瞰的に…」判断したとは何をいっているのかさっぱりわからない。そして国会で質問を受けるのでもなく自分の気にいった記者だけの「記者会見」で中央突破を図るつもりでいる。挙句に自分が任命を拒否しておいて上がってきたリストに6人の名前がなかったという。責任放棄、無責任首相の始まり、始まりだ。(新潟市)

★戦争法が強行された翌月19日から始めた19日アクションが還暦60回を迎えました。呼びかけ団体の名称は「どもならんNO!安倍政権!!パレード実行委員会」ですが、安倍辞任で菅政権に代わったこともあり、会の呼称を再考することになりました。アクションは平均20数人の参加で取り組み、「ごくろうさま」「がんばってください」などの共感や激励の言葉をかけてもらうことも多くなり、署名やチラシの受取も好意的に受け止めてもらえるようにはなってきましたが、大きく広がるところまで至っていません。19日の宣伝行動は続けながら、私たちのことをより多くの人に知ってもらえるような名称やより多くの人に届くような伝え方を工夫しようと今考えています。(岐阜・多治見市)

★安倍政権の罪は「ウソをついたことそのものよりも。部下にウソをつかせ続けてきたことのなかにある」との小田嶋さんの指摘に納得。継承した菅政権も早速、学術会議名簿から6人を外し、「初めから99人だった」と部下に責任を擦り付けた。見事な安倍政治継承内閣だ。今後も繰り返すだろう「ウソ」を許さないぞ。(埼玉・川口市)

★菅首相の学術会議人事介入は憲法と法律に違反する不当なもので、任命を拒否された6氏への人権侵害です。学問・思想の自由を攻撃する権力者の意図は戦争国家づくりで、米日の軍事企業に奉仕すること。許せません。(埼玉・入間市)

★「思い出の食事」欄に「安保闘争とお稲荷さま(福島県革新懇事務室長・藤倉栄一さん)」があり、60年代初めの安保闘争と子どものころの母のいも料理を思い出しました。筆者のご両親の暖かい愛情が心地よく伝わりました。いい欄ですね。(長崎市)

★10月8日の参院内閣委員会で塩川哲也衆院議員の質問に「推薦に基づき全員を任命する」と記された内部資料があると答弁を訂正した。「『全員』と申し上げたのは『会員』を読み間違えたもの」と内閣法制局部長が訂正したという。もし、単なる読み間違えなら、その文書を提出すればすぐ事実はわかります。提出もせず、読み間違えましたで済まそうとすることは許されません。10月号小田嶋隆さんのインタビューでは同じような官僚答弁を批判しながら「他人のウソの尻ぬぐいのために、ウソをつかなければならない立場に追い込まれることは、誇り高い人間にとって死を意味している」と述べているが、全く同感です。官僚たちの誇りを保つためにも野党連合政府の樹立が必要ではないか、そんなことを考えました。(兵庫・明石市)

★菅内閣も「お友だち」を優遇し、気に入らない人を退ける。まさに「安倍内閣継承」である。(愛知・小牧市)

★7年8ヶ月に及ぶ安倍政権による新自由主義政策によって今まで削減されてきた医療・福祉・教育など、人に関わる領域に思い切って財源を充てる事が必要だと思います。医療ではコロナ検査態勢の拡充強化、福祉では社会保障の拡充強化、教育では少人数学級作りや教員の増員、また学費等の無償化等が是非とも必要です。併せて大学の研究 体制の拡充強化が必要であり、菅首相による日本学術会議への人事介入などは言語道断です。今までこうした社会の基礎的な分野をなおざりにしてきたことへの痛烈な反省が求められます。財源は、消費税ではなく所得税や法人税などを累進税化して税の応能負担を求める事です。特に軍事予算を削ることが日本国憲法9条に照らしても必要です。コロナによって、はからずもこうした社会の基礎的な領域の弱点が照射されました。緊急には、コロナ収束により利潤第一主義の資本の論理ではない、人間の共同の論理に従った新しい経済社会のルールを確立する事です。非正規雇用をなくす等、8時間働けば普通に暮らせる社会を創るなど、経済の正常な回復に全力をあげること。そして安倍政権を引き継いだ菅政権を一刻も早く打倒して市民と野党の連合政権を創り、資本の論理ではない人間の共同の論理に従った政策を実行することだと思います。(愛知・一宮市)

★(川柳)気に入らぬ 学者を排除 する政府 (静岡・磐田市)

★自分の気に入らない人は切り捨てる菅首相は安倍よりなお悪い!総選挙でなんとしても政権交代を。野党共闘しっかりしてほしい。(滋賀・長浜市)

★今年の9・19集会はコロナ禍のため、私の地域の集会・デモは行うことが出来ませんでした。5年前、安倍自公政権は圧倒的な世論の反対を無視し、遠慮の戦争法を強行に成立させました。忘れることなく「怒り」とたたかう決意を固めたものです。菅政権は、安倍政権を「しっかり継承し」「それが使命」「自助・共助・公助」の連発で自己責任を述べ、日本学術会議の推薦会員6人の任命を拒否し、学術会議人事に不当介入してきました。政府は今まで「学術会議から推薦されたものは拒否しない」というのを国会答弁としてきたもので、明らかに反している。政府は6人拒否した理由も説明していない。今回の任命拒否は、学術会議の自主性を否定する行為であり、憲法23条「学問の自由は保障する」に反するものです。菅内閣は、政府の金を受け取る者は、全て官邸に従うべし、過去の答弁と違っていても「前例の見直し」で済ます強引なやり方は許されません。また、政府は「敵基地をたたくことは憲法上可能だ」として「敵基地攻撃」能力保持の動きがあります。憲法9条のもとで認めるわけにはいかないものです。(埼玉・草加市)

★1面の小田嶋隆さんのコラム、いちいち、もっとももっともと同感しながら読みました。敢えて「アベ政治」をムシ返す運動、ほんとうに必要です。(高知市)

★11/1投票の都構想=大阪市廃止。大阪市をよくする会はビラで市民に大阪市が廃止されたらどうなるか知らせています。日に日にビラの受け取りがよくなり、大阪市廃止反対の声が広がっています。それを恐れた維新は「共産党のデマにだまされないように」「市民サービスは拡充しています」としか言えない状態です。私たちが「迷っている人」「わからない人」には反対の意思表示をと訴えると、「わからない人は投票に行くな」と言わんばかりの態度です。11/1大阪市を守ったというニュースを全国に届けられるようがんばります。(兵庫・尼崎市)

★小田嶋隆さんのお話にとても勇気を頂きました。おかしいと思う人はいっぱい、何とかしなければと思いながらできないもどかしさ。国民の税金を使って、好き放題。文書隠蔽、改ざん、こんな国でいいのでしょうか。小田嶋先生の御活躍を願っています。(サザエ)

★「全国革新懇ニュース」を毎号楽しみにしています。特に1面インタビューは読み応えがあります。今回の小田嶋隆さんは見事な言葉で菅首相を切るのにはいたく感心しました。県ニュースも毎回内容が充実していて身近なところでの動きに勇気をもらっています。特に今号の事務局長のあいさつ中「運動体」としての革新懇のとりくみをすすめるに期待しています。(山形市)

★安倍政権よりも陰湿で国民いじめの政治は野党連合で倒すしかないと思もっていますが、コロナでいろいろ困っています。(埼玉・草加市)

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