2018年10月号感想・おたより

★沖縄県知事選は玉城デニー候補が史上最高の得票で自公維の推す候補に大差をつけて圧勝した。玉城知事は早速安倍首相と会談し、新基地反対の民意を重く受けとめ、米国との協議をするよう促した。安倍首相をはじめ政府与党の関係者は「沖縄県民の心に寄り添い」「県民の声を真摯に受けとめる」「沖縄の基地負担軽減」などきれいごとを言うだけで、選挙結果という民意が示されても、心に寄り添わないし、結果を真摯に受けとめて新基地建設を断念しようとしないばかりか「今まで通り建設を粛々と進める」という始末。軍事優先の政治を即刻退場させるため新基地建設断念させるまでがんばろう。(新潟市)

★10月10日、車いすで江の島に行きました。そこでソフトクリームを食べている時、こぼれてしまい、ティッシュを探していると、25歳くらいの知らない女性が手渡してくれました。そのまま立ち去って行かれましたが、たいへんうれしかったです。ほんとうにありがとうございました。(神奈川・大和市)

★10月号1面の永田和宏さんのインタビュー「劣化し無化する言葉―民主主義の危機に立ち向かう」の中に永田さんの詠んだ短歌が4つあります。そのなかで「不時着と言い替えられて海さむし言葉の危機が時代の危機だ」が私は好きです。永田さんは最後に「我々が権力と対峙する武器も、言葉しかないのです」と言われています。その言葉の力を多様な表現で大きくしたいと思います。(札幌市)

★歌人、俳人、詩人などの練り上げられた言葉に学ぶ大切さを永田和宏さんの短歌を読んで強く感じました。永田さんの歌は難しい言葉があるわけではないのに、現代社会を鋭くついていると思いました。頭にだけでなく、胸に、心にずんと響いてきました。正確で生き生きとした言葉へ。武器としての言葉を。(千葉・我孫子市)

★近所では、秋の運動会=幼稚園や地域のもの(小学校は5月に終わっている)が終り、公民館での文化祭シーズン。私は10月生まれ。夫と長男も。私は要求実現運動で超忙しい時期。これまでなかなか家族での食事会もままならず。今年は思い切って、私の誕生日に合わせて息子二人も家族そろって加わる夕食会をします。沖縄支援に行っていた夫もホッとしたところです。デニーさんが当選できたことはさまざまな分野への励ましになりますね。安倍改憲ストップ!さらに対話・署名を広げなければ。「革新懇インタビュー」、毎回楽しみにしています。(栃木・宇都宮市)

★当地にも伝統の秋祭りがあります。名付けて「どんが祭り」。台風の期で「どんが祭り、雨祭り」などと口伝えに言われてもいますが、9月15日~18日の祭りの期間が過ぎると一斉に稲刈り。その作業の弾みでもあります。(山形・河北町)

★1面の永田和宏さんの短歌がすばらしいと思いました。民主主義の根幹は「言葉」だということは本当にそのとおりだと思います。少しずつモノを言うのが難しくなってきている気がします。マスコミは「忖度」だらけ。永田さんはわかりやすく4つのプロセスで説明してくれました。言葉こそ武器ですね。(東京・三鷹市)

★永田和宏さんのアベ政治の下での「劣化・無化する言葉」の指摘は、今極めて大切です。「戦争する国」への道を封じましょう。(山口・周防大島町)

★「革新懇インタビュー」は毎号必読(a must article)。コピーしては友人・知人にも読み合わせを促しております。(愛知・常滑市)

★「劣化し無化する言葉」に何度もうなずきました。政治家の発言は恥ずかしくないかと不思議でなりませんでしたが、慣らされて、流されているのは自分なのかとわかりました。(埼玉・越谷市)

★神奈川革新懇の代表世話人などをしてきて、地についた革新懇運動がますます重要になってきていることを痛感しています。治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟も闘いと抵抗の歴史を通して、「平和と民主主義のための共同」をめざし追求することの必要性と重要性を痛感し、立憲野党議員とのこの視点に立った対話を進めているところです。(神奈川・鎌倉市)

★憲法9条の精神を守り抜く、安倍首相が狙う自衛隊の明記を許さない、辺野古に永久ともいえる新基地は絶対に造らせない―沖縄県知事選での玉城デニー氏圧勝は、こうした県民の強い意志の表れと言えます。安倍政権をよしとしない市民と立憲野党が全国津々浦々で、沖縄の共同のたたかいを教訓にしていくことが課題となるでしょう。安倍政権の出鼻をくじいた私たちは大いに奮起して憲法を生かす日本を、世界の平和を前進させる、その決意を固め合いたいものです。(埼玉・久喜市)

★①私はいつも朝日歌壇を読んでいます。「全国革新懇ニュース」に登場された永田和宏さん。この方の選ばれた歌に注目していました。心から「ようこそ」の気持ちです。

②4面の「福祉事務所に本物のケースワーカーを」の記事。最近まで続いたテレビドラマを見ていただけに現実の厳しさに驚いています。唖然として開いた口がふさがりません。(兵庫・西宮市)

★当地の秋祭りは終わりました。団地の子どもたちは獅子の神輿を担いでお宮さんへ…元気よく。(名古屋市)

★前川喜平さんが佐賀に来られないかなと思っています。やはり直接聞きたいです。(佐賀・神埼市)

★今月号のインタビュー・歌人永田和宏さんの記事はたいへん参考になりました。「劣化し無化する言葉―民主主義の危機に立ち向かう」と題にありました。安倍政権の6年間で政治家の言葉が歪められ、劣化したと言います。安倍首相は言葉への信頼を失わせ、国民が政治家の言葉に本気で向き合わないような日本にしてしまい、政権の独裁化を進めていると言います。そして、言葉への信頼を取り戻すには私たちが「真実性と自分自身の肉声、心を言葉にのせ、発信していくこと」が大事だと述べています。私も街頭宣伝などで、自分の訴えが聞く人の心に届いていないと思うことがよくあります。永田氏が指摘されている観点からよく検討して、生身で感じた、そして自分らしい言葉を選んで発信していこうと思いました。ありがとうございました。(岐阜・多治見市)

★沖縄県知事選での玉城デニーさんの圧勝万歳!安倍強権政治へ最高の痛打となり、辺野古新基地建設阻止のたたかいに大きな力と展望を与えた歴史的勝利だと思います。この勝利を力に一致団結して新基地建設を阻止したいです。(長崎市)

★沖縄県知事選挙、玉城デニーさんの大勝利で本当にうれしかったです。辺野古の新基地建設阻止にむけて大いにがんばりましょう!(神奈川・川崎市)

★10月号インタビューに登場の永田和宏さんは朝日歌壇の選者として長年知っており、憧れの人である。同歌壇で私の歌「ナマズ釣る少年なりし裸ん坊原爆の後着物着せらる」を2席に選んでくれた人である(「より直接的な表現。危険だからと着物を着せるという庶民の知恵が儚く哀しい」の評あり)。長崎の原爆の閃光は多良岳を越えて強かった。原爆とは知らず、新型爆弾と言われた。無知なる農民父はただ素っ裸の子になんでもいいから着るように言った。永田さんはそれを「儚く哀しい」と評した。小1か2の自分ととうに亡くなった父の姿を思い浮かべるとまさしく儚く哀しいものだったと今胸に迫る。その永田さんが革新懇インタビューで劣化し無化する言葉(一つ言論統制、二つ言論の自由、三つ失言の積み重ね)を指摘している。安倍政権でさらにひどくなってきている。私に着物を着せた父も、それを小さな声でしか言わなかったことをそういえば思い出すのだ。四つめに “オールマイティだ”をあげている。公益・国益が幅を利かせるという。まるで戦時中の「欲しがりません、勝つまでは」「東洋平和のためならば」と同じではないか。私は朝日新聞の声に「空っぽでない言葉で生きよう」と書いた。永田さんの「我々が権力と対峙する武器も、言葉しかない」が今ほど強く感じられる時はないと痛感した。(佐賀・白石町)

★ 宮城県の女川原発再稼動の可否を県民投票で決めるために、県民条例を作る署名運動をしています。私は友人と戸別訪問して集めています。なかなか大変ですが、沖縄の運動に学び、励まされ、こつこつと集めています。(仙台市)

★永田さんの言葉は、正鵠を得ている。言葉そのものが機能しない無化の時代がきたのではないか安倍はヒットラーのように人を熱狂させたりはしない。しかし、民主主義の根幹である言葉への信頼を失わせ、国民が政治家の言葉に本気で向き合わないような日本にしてしまった。そのもとで政権の独裁化が進んでいる。その通りです。(横浜市)

★10月号の永田和宏さんのインタビューはコトバが軽んじられている昨今、絶好のタイミングで良かったと思います。(滋賀・彦根市)

★沖縄県知事選勝利に酔いました。(大阪・寝屋川市)

★沖縄県知事選、ほんとうにうれしい!これからが大事。(横浜市)

★インタビューはいつも読んでいますが、403号の永田和宏さんの言葉に妻と共に感動しました。「民主主義の根幹は言葉です。我々は、言葉を通じて社会や民主主義に参加する」「我々は、真実性と自分自身の肉声、心を言葉にのせ、発信していくことが大切でしょう」。まったくその通りです。(長野市)

★沖縄県知事選。玉城さんの必勝に続き、豊見城市長選も勝利と、オール沖縄の相次ぐ勝利に励まされています。(岡山市)

★自分の住む街、一宮市で中学校区ごとに市民アクションを7つ結成して3000万署名の取り組みを進めています。5月末に12000に到達をしました。しかし、それ以後なかなか進みません。9月1日にリスタート集会を行い、目標に向かって再度がんばろうと決意を新たにしたところです。でもなかなか進みません。沖縄の勝利に励まされ、がんばる決意です。(愛知・一宮市)

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