桃井希生さん

ヤジは民主主義 声をあげなければ政治は変わらない

2024年4月号

革新懇インタビューは、JR札幌駅前で行われた安倍晋三首相(当時)の演説会で「増税反対」を叫んで警察に排除された桃井希生さん(28)。道警の過剰警備と表現の自由侵害を訴えて提訴しました(1・2審とも勝訴)。若者は政治に無関心と言われるものの、それは「社会全体で声を上げる人が少ないのが実際」と言い、「『おかしい』と思ったら声をあげるしかない。声をあげることは怖くないし、運動しないと変化は起きない」と語ります。

4面は、今年2月に各野党の自主支援を受けた小川晶さんが自公の推す現職に大差をつけて勝利した前橋市長選挙の背景を探るルポ。「保守王国」群馬県都での貴重な成果に自民党の裏金問題が少なからず影響し、保守票が離反したことを伝えています。

各地で自民党の裏金問題に対する怒りが相次いでいます。長崎革新懇や青年有志(都内)が街頭で宣伝し、北海道、兵庫・西宮では「3・13重税反対行動」に革新懇組織も参加して「裏金に課税せよ」などと訴えました。4年ぶりに例会(学習会)を開いた東京の銀行職場革新懇、大阪・羽曳野では関西万博に府内在住・在学の4歳~高校生全員を無料招待する府の方針に対し「子どもたちを動員しないで」と要請。「教育勅語」問題を問い直す学習会を開いたヒロシマ革新懇、鳥取で市民団体とともに開催した憲法学習講演会のもよう、オスプレイの飛行永久停止を求める千葉県革新懇など各地の行動を紹介しています。

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