2019年6月号感想・おたより②

★私の住んでいる青木村は山々に囲まれ、海はありません。野菜、山菜などに恵まれ、今は稲の早苗がすくすく育っています。ごはんに欠かせないのは魚です。今は冷凍技術が進み、お刺身も新鮮に食べられるようになり、魚好きの私はとても幸せです。海の魚たちも、山から流れ出る養分で育ちゆくと聞きます。農業はほとんどが家族農業で、お米作りだけでは食べていかれないため、お米作りをやめてしまうお宅も増えていくととても心配です。私は今回の記事でJCFUの存在を知りました。私たちがおいしくお魚を食べることができるのも沿岸漁民のみなさんの毎日の労働の賜物であることを改めて感じました。日本の海の幸、山の幸、豊であってほしいです。(長野・青木村)

★菅原文太さんの奥様の文子さんの「江戸の自由・令和の不自由」、切り取って何度か読む。近代の庶民の歴史がわかり、今の私たちのやるべきことを示してもらった気がする。女の武器はおしゃべり。この力に磨きをかけたいと思う。(三重・津市)

★参院選32の1人区で統一候補が決まった。すばらしい。3年前、山形でも立憲民主の候補に決まったが、共産党の演説会の会場には現れなかった。今回は演説会で同一テーブルについた。共闘の前進が我々の国でも具体的に感ずることができるようになった。あとは安倍政権の悪政を語り、統一候補の勝利を現実のものにしたい。すくなとも改憲の条件、議席2/3を阻止する結果を得るようがんばりたい。(山形・鶴岡市)

★「思い出の食事」欄の赤木玲子さんは私よりもかなりお若いのだと思います。私は小学生の頃に「オムライス」なんていう名前さえ知りませんでした。そもそも卵焼きですら、18歳で就職するまでめったに食べることもできませんでした。就職して5年くらい経過した時に先輩の具合が悪いということで卵を見舞いに持って行ったことがありました。それでも1日分の賃金に相当しました。(奈良市)

★書評欄の谷川俊太郎さんの「へいわとせんそう」を読んでみたいです。そして孫たちにプレゼントします。(長野市)

★介護施設の調理補助の募集があり、1年くらい働きました。「補助」の陰に重労働が潜んでいて、補助なのになぜか一人で食事作りをこなし6時間かかる仕事を4時間で組まれ、毎日がサービス残業。現代版小林多喜二の「蟹工船」のようで腰を疲労骨折して辞めました。パート、派遣の人たちがこんなたいへんなことを日々強いられているのかと、体験して悲しくなりました。安倍政治を早く終わらせ、こういう人たちが救われるように私もがんばります。(岐阜市)

★書評「へいわとせんそう」を読んだ直後、6月23日の「沖縄慰霊の日」を前にテレビのニュースを見た。「ひめゆりの塔」を見学した中高生で「戦争は怖いものだ。大変だったという実感がわかない」という感想を書く子が増えているというニュースだった。展示方法も工夫しているのとのことだったのに、驚いた。「戦争ができる国がデキル国」をめざす政治を阻むには、若い世代にリアルな戦争の本質を身近にあるものとして深くつかんでもらう必要があると語るニュースにほんとうにそうだと思った。(兵庫・尼崎市)

★菅原文子さんの「江戸の自由と令和の不自由」がとてもよかった。(岩手・宮古市)

★菅原文子さんの随想を読んで、いまこそ普通の人が立ち上がる時。参院選でその力を発揮しなくてはいけないと思います。(甲府市)

★またまた年金問題が話題に。私も年金生活者のひとりですが、とても生活できません。かと言って蓄えがあるわけでもありません。誰もが安心できる公的年金制度が求められています。今も不安、将来も不安な社会。これでは日本に希望はありません。(岡山・倉敷市)

★平和行進、今年も2日歩きました。梅雨時でしたが、雲多く雨なしで快適に歩きました。「継続は力」、この言葉を歩くたびにしっかり胸に刻んでおります。(名古屋市)

★日本年金者組合は、日本の年金制度があまりにも貧弱で安心して老後生活が送れないとして30年前に設立され、現在全国に支部があり、組合員も11万人強となっています。参院選に向け、にわかに年金制度の弱体が露呈し、年金者組合の各会合もにぎやかです。(我孫子市)

★「全国革新懇ニュース」の1面の記事が好きです。様ざまな分野の人が自分の経験から出た言葉を語っています。それに、この人びとの顔がとてもすてきです。美男美女という意味ではなく、若々しく、清々しいという感じを受けます。私もこんな顔になれたらいいと思います。(石川・金沢市)

★6月18日に山形県沖でM6.8の自信があり、怖い思いをしました。柏崎刈羽原発のある新潟県。やっぱり原発ゼロですね。(新潟市)

★安倍改憲政権を打倒すために私たちは何をなすべきでしょうか。7月4日が公示といわれる参議院選挙に、市民と野党の共闘を飛躍的に強め、何よりも投票に行くことです。ぼやくだけでは政治は変わりません。(埼玉・所沢市)

★テレビの深夜(早朝)番組で「昭和の宰相」なるものを見た。5・15事件の犬養首相から東条、近衛、佐藤など次々と出た。国会突入(学生たち)のニュースも出ていたが、その時の佐藤栄作の言葉(テレビには出なかったが)は忘れられない。「国会突入とかで学生が動いているが、それよりずっと多い数の一般国民が野球スタジアムに押し寄せて、プロ野球に喚声あげているんですよ」。為政者は国民のこうした動きをとらえ、ほくそえんでいる。国民にもそうした弱さのあるのは悲しいことだ。(北海道・小樽市)

★まもなく98才になり、昔のことが鮮明に思い出される。子どもの頃、「オトナ」の人は誰もが「コドモ」に責任を感じていたように思えた。全く見知らぬおじさんからよくこういわれた「おい、お前ら勉強しているか。喧嘩するなよ。仲良くせよ」だった。そして誰もが「勉強しているか」が第一の言葉だった。子どもは創造力豊かで、科学的でさえあった。絶対に人前では言えないことだったが、仲間うちでは「人間が天から降りるなんてあるかよ」とひそひそ話合った。今どこにも「勉強」の姿なく、食べて遊んで居る。(北海道・小樽市)

★ジャガイモの収穫した後にトウモロコシとオクラを、ホウレン草を収穫した後に夏キャベツを植えた。「少し畑を休ませた方がいいかな」と思ったが、やはりぽっかり空間が空いてしまうと気になってしまう。トウモロコシは孫たちのおやつにしようと思う。(滋賀・湖南市)

★菅原文子さんの「江戸の自由・令和の不自由」を興味深く読んだ。明治政府の下での廃仏毀釈の蛮行は神道、すなわち天皇陛下を仰ぐ思想には都合がよい。明治時代は改革が進み、自由になったとの刷り込みがされているが、自己責任と競争が前提の生きづらい世の中であった。この流れは現在といっしょだ。政府に自己責任と言われるとぞっとする。自己責任の言葉で政策を放棄している。(愛媛・松山市)

★今年のビワは豊作ということで多久市納所(のうそ)の知人からいただきました。甘くておいしく食べごたえがありました。ありがとう。(佐賀・神埼市)

★5月25日に徳島で松本けんじ(参院選野党統一候補)を励ます女性のつどいが開かれました。その時、元香川県議で衆院同ブロック候補の白川ようこさんからも話がありました。彼女は大間であった「全国クロマグロ漁師サミット」に参加していたのです。私はその時、初めて小規模漁業や地域漁業を衰退させる政策が進んでいることを知りました。四国は海に囲まれ、新鮮な魚がたくさん食べられます。孫たちも来徳するときはおいしいお魚を楽しみにしています。魚を守るために今、私は何をすればよいのでしょうか。(徳島・藍住町)

★1面の二平章さんが書いておられます沿岸漁民も当然のように自民支持ですと。私がよく通る奈良県大和郡山の農協のフェンスに自民党のポスターが貼られています。自民党は農協をつぶそうとしているのではないでしょうか?自分で自分の首をしめるようなことはやめないと。(奈良市)

★菅原文子さん(辺野古基金共同代表)の「市民―普通の人々が立ち上がる時だ」のご意見には目から鱗、賛成です。「野党は政府にかみつく。政府にではなく、国民にもっと向かい合い語りかけてほしい」と。参議院選挙に向けて、周りの人たちと共感できる話し合い、行動を今までとは違ったやり方も含めて、「市民の力」に依拠する取り組みを生みだしていきましょう。香港での200万人が参加したデモに励まされました。みんなが力を出し合って、安倍政権を終わらせ、日本を、いや世界をわかせよう。(名古屋市)

★今年は雨が降らず、畑の野菜への水やりが大変です。最近は異常気象ですね。(佐賀・多久市)

★参院選挙「市民と野党の共闘」の力で、安倍政権サヨナラを目標にがんばりましょう。(神奈川・川崎市)

★私は書評欄を一番に読みます。小学校で読み聞かせボランティアをしているせいかな。(岡山・倉敷市)

★冷奴は夏の食欲がないときにマストですが、生姜だけでは栄養不足です。シソ、茗荷、納豆、オクラ、おかかなどをのせればおいしくて栄養も摂れます。(東京・三鷹市)

★菅原文子さんの「江戸の自由・令和の不自由」を読んで、我が意を得たりと思いつつ、見識の深さに「よし、やるぞ」と。日々、新聞を読むと気が重くなる。抜け出したいけれど、どうすればよい?「政府にかみつく。政府にではなく、国民にもっと向き合い語りかけてほしい」。わかってはいるつもりでしたが、やっぱりここに来る。(埼玉・草加市)

★遅い梅雨が始まった。春雨もそうだが、最近の雨はしとしとではなく、ザーッと、それこそ夕立のような雨ばかりに驚く。(京都市)

★参院選での野党統一候補が決まりました。悪政の限りを尽くす安倍自公政権、一日も早く止めさせたいものです。野党共闘の本格的前進を期待しています。(横浜市)

★「江戸の自由 令和の不自由」の記事は考えさせられる内容でした。歴史を学ぶ必要を痛感しました。江戸時代、明治時代を振り返ることが大事です。(熊本・荒尾市)

★ここ近年は、豪雨災害にみまわれていますね。人命を守る行動をしないといけませんね。(岡山・倉敷市)

★菅原文子さんの文章は新鮮で説得力がありました。鎖国の「非同盟・非武装永世中立国を確立した」という見方は!学校で習わなかったなぁ。野党にも「政府にかみつくだけでなく、国民にもっと向き合い語りかけてほしい」と。こんごもこういう記事を期待します。(東京・江戸川区)

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