沖縄女性史家宮城晴美さん

なぜ、沖縄で性暴力が繰り返されるのか  米兵性犯罪の記録が問うこと―

2025年5月号

 全国革新懇ニュース5月号の1面インタビューは、沖縄女性史家の宮城晴美さんです。市民団体が発行する記録年表「沖縄・米兵による女性への性犯罪」の調査・記録活動の中心を担う宮城さん。米軍に内在する女性差別、沖縄の尊厳を踏みにじる日米同盟が性暴力の連鎖を生んでいると指摘し、全国で軍拡が進むなか、沖縄の現状を自分ごととしてとらえてほしいと訴えます。

 4面は、東京外環道訴訟原告の丸山重威さん(東京革新懇代表世話人)の寄稿です。東京・調布市で起きた外環道地下工事による陥没事故に直面した自身の経験から、住宅街直下でも掘削工事を行う「大深度地下法」がいかに市民の暮らしを脅かしているかを指摘し、開発第一の政治の転換を訴えます。

 大阪・門真市の「かどま革新懇」と栃木・小山市の「小山革新懇」と新結成が相次ぎ、50年間守られた「非核『神戸方式』」に反して米海軍艦船入港が強行された3月24日に市民と抗議の声を上げた兵庫革新懇の行動、「大阪・関西万博」の危険を知らせ「カジノ中止までたたかう」と行動する大阪各地の革新懇、能登半島に支援物資を届け住民の要求を聞いた堺市民懇、農業学習会を開き農業で地域を元気にと学んだ川崎・高津革新懇、東京・銀行革新懇の結成25周年記念の集いなど、各地の多彩な活動を伝えます。

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