
専修大学ジャーナリズム学科教授山田健太さん
SNS時代の表現の自由 制約のない憲法を守りいかす論議を
全国革新懇ニュース4月号の1面インタビューは、専修大学ジャーナリズム学科教授の山田健太さんです。SNSの普及で市民の間での言論が豊かになっていると話す山田さん。情報の偏りやフェイクニュースなどの課題、選挙への影響を言論の制約で乗り越えるのではなく、憲法が保障する表現の自由を追求する立場から一人ひとりが情報と向き合うことを問いかけています。
4面は、全日本教職員組合の檀原毅也さんの寄稿です。学校現場での長時間過密労働が深刻な教員不足を招き、「学校がもたない」と危機的な状況を指摘。政府の「給特法」改定案は問題を悪化させると批判し、全教が提言する少人数学級実現や競争主義の見直し、全国の職場の仲間によるアピール活動や署名、国会行動など要求実現の運動を強調しています。
100人超の市民が参加した「大軍拡より暮らし」の政治を求める集会(長崎県革新懇)、沖縄県副知事が「沖縄をふたたび戦場にしない」と訴えた講演会(品川革新懇)、高校生による被爆証言朗読劇(札幌南区革新懇)など、各地の多彩な活動を紹介しています。