自由と平和のための京大有志の会・発起人藤原辰史さん
市民とつながり海を越える言葉の力
2016年10月号
戦争法反対のたたかいの中で大反響を巻き起こした「自由と平和のための京大有志の会」声明書。「全国革新懇ニュース」10月号1面インタビューに、声明書を執筆した京大有志の会発起人の藤原辰史さん(京大人文科学研究所准教授)が登場します。
藤原さんは、京大有志の会の活動を通じて市民と市民のつながりが広がってゆく実感を語り、平和の思いを言葉の力で伝える大学人の自負を明かします。参院選を振り返りながら、「ファシズムは日常から生まれる」との持論を説き、新しい自由と平和を創造する道しるべとしての日本国憲法の価値を再確認します。
4面で、翻訳家の池田香代子さんが、沖縄・辺野古の新基地建設をめぐる高裁判決について論評しています。事実を歪め、あからさまに沖縄を差別する判決に対する鋭い告発文です。
2~3面は、各地の革新懇のとりくみ紹介です。草の根にゆたかに根付く、市民と野党の共闘や沖縄との連帯など、革新懇運動の新たな展開を予感させます。