24年7・8月合併号感想・おたより⑦

★大阪版と全国版の革新懇ニュースをじっくり読みました。すべての国を包む包摂の論理が重要。その意味を憲法前文の意味と重ねてとらえる大事さを再認識させていただきました。体験的に最近よく対話で耳に残ることは、不透明な先のみえない今の自民党政治は「変えなあかん」と明解な方が、一方で対北朝鮮・ロシアに対抗する強力な「抑止、軍拡はやってもらわないと」と言う。これに対して、まだこちら側が安全保障対案として示している平和外交の中身が一般に浸透していないからだと、読んで痛感しました。日々の活動に生かしていきたい大事な中身のニュースですね。(大阪府枚方市)

★今年の広島、長崎の平和祈念式典は、イスラエルを招待するしないをめぐり、いろいろ考えさせられる出来事がありました。特に長崎で招待しなかったからと、G7の国々・EUが大使(級)の出席をとりやめたことには、とても驚きました。外交の複雑さ・難しさをあらためて感じるここ数年ですが、林田さんが1面インタビューでおっしゃるように、私たちは「人間の立場」で核兵器廃絶を訴え続けることが必要だと思いました。(大分市)

★「年寄は早く死ね、か」と前号のひろばに掲載されていた朝比奈夘一さんの投稿を読みました。75歳の後期高齢者になったら、人間ドックの補助が半額になるなんて、エイジズム・高齢者差別で許せませんね。自治体によって補助額は異なります。長野県青木村は、75歳を過ぎても半日ドック1万5000円の補助です。保健予防活動に力を入れれば、医療費を減らせると思います。国や自治体に働きかけましょう。(長野県青木村)

★全く、ロシア、ウクライナ、ガザと、あっちでもこっちでも人の命を何だと思っているのか。日本も大丈夫とは言えない。こんなクイズの答えも初めてだ。自分は座間キャンプのそばに住んでいて怖いと思っているが、沖縄はもっともっと不安で怖いことでしょう。新基地建設は絶対に不要です。(神奈川県座間市)

★戦争だけは絶対やっちゃダメ(81歳のパズル老人、兵庫県市川町)

★暑い暑い毎日ですね。熱中症にならないよう、家に今日もこもっています。(はるえのおばあちゃん佐賀、佐賀市)

★ジェンダーについて。公務員として働いてきて、給料には男女差がありませんでいた。でも今考えると、特別昇給はすべて男子だったようだし、上司は全部男子だった。退職する頃には、女子の課長が一人いた。私は、「はて?」と考えることもない育てられ方をしていたのですね。両親は明治生まれで農家出身者でした。(千葉県我孫子市)

★果物が高くなっています。気軽に買えていた「伊万里ナシ」も、安くて1個200円。とても買えないです。スイカは切ってあるパック入りを買います。年金から差し引かれる税と介護保険料も高すぎます。(佐賀市)

★尼崎共同行動主催の「今こそ政権交代」の学習会(7/28)に参加した。講師は石川康宏さん。冒頭で石川氏は兵庫の斎藤知事をめぐるパワハラでの幹部職員の自死や側近の辞職などに触れ、政権交代をめざす前に兵庫県知事選がいつあってもおかしくない状況だと指摘し、ただちに準備をと訴えていた。日本は今、軍需産業のもうけのために兵器の製造、武器輸出の支援を行い、「死の商人」国家・企業の方向にすすんできている。戦争になれば、日本は島国で逃げ場がないこと、しかも原発が狙われれば全く逃げ場はない。食料自給率が実質10%台では多くの人が飢えて餓死してしまう。軍拡以外の平和の道を対話と、市民と野党の運動でどうつくっていくか。市民の声と運動が大事だと思った。(兵庫県尼崎市)

★電柱をつたって、ツル草がどんどん伸びている。電線にまで伸びてしまった。このままにしてていいのかな。根元を切ってしまおうかな。(佐賀市)

★浅倉むつ子先生のインタビュー記事は勉強になりました。憲法無視・軽視の自民党政府の下で「人権後進国」といわれる状況が続いています。今や経団連までもが要求する選択的夫婦別姓制度についても踏み切ることができない岸田(元)首相の言葉には何の説得力もありません。表紙を替えても中身は同じです。土佐の自由民権運動に参加した明治の文芸評論家、田岡嶺雲は「女子の解放は男子の解放也」と言っています。日本国憲法にもとづく政治への転換が求められており、政治革新のため頑張りたいと思っています。(高知市)

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