≪特別決議≫沖縄での元海兵隊員による女性殺人事件に満身の怒りを込めて抗議する

2016年5月21日

平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇) 第36回総会 参加者一同

沖縄県警は19日、沖縄県うるま市の会社員、島袋里奈さん(20)を遺体で発見し、元海兵隊員で米軍属のシンザト・ケネフ・フランクリン(32)を死体遺棄容疑で逮捕した。
くりかえされる米軍の凶悪犯罪に満身の怒りを込めて抗議する。
沖縄では復帰後も、米軍関係者による殺人、婦女暴行、強盗などの凶悪犯罪が574件にのぼるなど、あとをたたない。これは沖縄に米軍基地が集中して押しつけられているからであり、基地と人権は絶対に相容れないことを示している。
何の落ち度もない日本の女性が外国軍関係者にいのちを奪われることは、単に沖縄の問題でなく、日本国民全体の問題である。辺野古新基地建設反対、普天間基地の即時閉鎖・無条件撤去、日米地位協定の抜本改定をはじめ、基地のない平和で豊かな沖縄をめざす県民のたたかいにいっそう強く連帯し、ともにたたかうことを表明する。

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