≪アピール≫市民と野党の共闘がアベ政治を終わらせる―各地で共闘の発展をめざす取り組みを一気にひろげましょう

2016年11月28日

平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)代表世話人会

全国の革新懇、賛同団体のみなさん。
私たちは、これまで経験したことのない歴史的な情勢を切り拓いてきました。
アベ政治の暴走は、憲法をじゅうりんし、日本の平和と民主主義、国民のくらしを根底から脅かす、かつてない深刻かつ危険な事態をもたらしています。しかし同時に戦争法に反対する未曾有の広がりをもった国民的なたたかい、「市民と野党の共闘」の発展にみられるように、アベ暴走をストップし、さらに戦争法廃止、立憲主義の回復、個人の尊厳をかかげた政府の実現も展望しうる地平を切り拓いています。
二つの流れが真正面から激突しています。
いま「市民と野党の共闘」を守り、発展させることが決定的に重要です。参院選挙や新潟県知事選挙で立証された「共闘の力」に確信を深めるとともに、政策面でも、運動面でも、実際の選挙運動でも、いっそうの発展を勝ち取り、多くの国民のこころに響く希望ある新しい日本の全体像を提示し、「市民と野党」の本気の共闘の姿を見せることができるかどうか、が問われています。
すでに各地で「市民と野党の共闘の発展をめざす」懇談会、学習会、対話集会などが多彩に取り組まれています。このなかで、革新懇と賛同団体は、多くの方々と力を合わせ、大きな役割を果たしています。総選挙を視野に入れて、この取り組みを一気にひろげ、全国各地で地域から「野党は共闘」「本気の共闘を」の大きなうねりをつくりだしましょう。

(1)戦争法廃止をはじめ、沖縄新基地建設反対、南スーダンからの自衛隊撤退、医療・介護、社会保障大改悪反対、格差と貧困を許さずくらしを守るなどの共同の取り組みをすすめるとともに、「市民と野党の共闘の発展」をめざす懇談会、学習会、対話集会を市民団体はじめ多くの団体、個人と協力して開催しましょう。
各地各地域の条件に応じ、共同の主催でも、革新懇主催でも、形式にとらわれず、開催しましょう。そのなかで全国革新懇が主催した『市民と野党の共闘の発展をめざす懇談会』記録集を普及しましょう。
(2)各地各地域で政党、議員、多くの市民団体、労組、各種団体、声をあげているグループ、個人と、アベ政治の暴走と「市民と野党の共闘」について自由・率直に対話・懇談をすすめましょう。各地方各地域で市民、市民連合と野党の協議を定期的に開催するように提起し、実現に努力しましょう。協議には積極的に参加しましょう。

以上

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