作家中島京子さん

“居心地のいい奴隷”にならないで「共謀罪」を止めましょう

2017年6月号

1面インタビューは、作家の中島京子さん。山田洋次監督が映画化した『小さいおうち』で直木賞を受け、毎日新聞コラム「時代の風」では柔らかい筆致の中に鋭い時評を盛り込んで話題を呼んでいます。今回は「共謀罪」について、作家として内心の自由を重んじる立場から権力者がつくる時代の空気と監視社会の怖さを告発し、民主主義を掘り崩す安倍政権の末路を見据えます。
2面は5月20日の全国革新懇第37回総会の特集。参加者が革新懇運動の創造的な発展に確信を深めた報告・討論のもようをまとめました。3面では、4月29日の「沖縄連帯のつどい」を参加者の感想で振り返り、各地の沖縄連帯や「共謀罪」反対、共闘推進など多彩なとりくみを紹介します。
4面で、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員の川崎哲さん(ピースボート共同代表)が、6月15日に第2会期が始まる核兵器禁止条約をつくる国連交渉会議について報告します。第2会期の焦点を明らかにし、成功に向けて「ヒバクシャ国際署名」の大運動をよびかけます。

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