宮城革新懇が参院選挙にあたってのアピール発表

参議院選挙にあたってのアピール

国民の暮らしと日本の針路がかかった参議院選挙が7月4日公示・21日投票と決まりました。安倍政治を終わらせ、希望ある政治の実現のために、「市民と野党の共闘」の力を発揮し、必ず勝利しましょう。

この参議院選挙は、憲法9条改悪に執念を燃やす戦後最悪の安倍政治の継続を許すのか、それとも安倍政治を終わらせ、新しい希望ある政治に踏み出すのか、日本の命運を左右する極めて重要な政治戦です。

この歴史的なたたかいで、生活向上・民主主義・平和の「3つの共同目標」を掲げる宮城革新懇は、宮城選挙区の石垣のりこ野党統一予定候補の勝利と共闘する野党各党の比例議席を大幅に増やすために全力で取り組む決意です。

いま安倍政権は、ウソと改ざん・隠ぺいを重ね、憲法も国会の民主的原則も踏みにじり、国民の基本的人権も報道の自由も抑圧するなど、驚くべき政治の私物化を進めています。

さらに安倍政権は、国民のたたかいに追い詰められながらも、沖縄での辺野古埋め立てを強行し続け、原発再稼働をすすめ、消費税10%増税をゴリ押ししようとしています。

゛新たな争点に浮上している年金問題では「公的年金だけでは老後に2000万円不足する」との金融庁審議会報告書の受け取りを拒否し、「なかったこととする」安倍政権の対応への国民の怒り噴出しています。選挙戦に不利な報告を「なかったことにする」などは、安倍政権の隠ぺい体質を露わにしたものです。

そればかりか、安倍首相は党首討論での共産党志位委員長の質問に対し、年金水準を自動削減する「マクロ経済スライド」を廃止すれば7兆円足りなくなると答えました。裏を返せば、「マクロ経済スライド」によって、国民の年金を7兆円奪う事実を認めたのです。 7兆円削減を許すか『減らない年金制度』を実現するかが参院選の一大争点になっています。

国民のくらしを根底から解体する「100年安心年金制度」のウソを暴き、貧しい年金の現状を改善するためにも、安倍政治を終わりにする参院選にしようではありませんか。

宮城でも、自公とその補完勢力に勝利するため、市民連合が提起した14項目の共通政策を野党各党及び石垣のりこ氏と協定を結び、野党統一予定候補として擁立することを決定し、全国32の1人区全てで野党統一候補を実現する取り組みに貢献しました。

勝利のカギは、「市民と野党の共闘」をより進化させながら本気で選挙戦をたたかうことです。憲法を活かし国民が主人公となる政治の実現を目指し、安倍政治ノーの大きなうねりをつくり出しましょう。共に大奮闘することを心から訴えます。

2019年7月1日

平和・民主・革新の日本をめざす宮城の会(宮城革新懇)

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