
三重大学大学院生物資源学研究科教授立花義裕さん
地球温暖化で日本は二季の国に
2025年11月号
「全国革新懇ニュース」11月号の1面インタビューは、三重大学大学院教授で気象学が専門の立花義裕さんです。夏の気温が上昇し猛暑が続く一方、秋と春が消え、冬は豪雪という極端な気象に見舞われている日本。温暖化の影響を受けやすい日本列島の地勢を解き明かすとともに、災害のみならず経済、農業に影響を及ぼす温暖化の危険を指摘。災害が多発している日本こそ温暖化対策で世界のリーダーにと呼びかけます。
4面は、薬剤師で全日本民医連の澤登保子さんの寄稿です。医療費4兆円削減がねらわれるもと、費用負担も副作用リスクも患者に責任を負わせる「OTC類似薬」の保険外しは「いのちの格差」を拡大させると指摘します。
中面では、高市早苗首相の地元で取り組まれた奈良革新懇の「高市自民党にNO!」街宣、「民意歪める自民党による裏金と選挙制度」を上脇博之さんが語った福岡・若松革新懇の講演会、鍋やボウルを手に「ガザに食料を」と訴えた岩手県革新懇の街宣、埼玉・東松山革新懇も建立に協力した「九条の碑」の除幕式、大阪・城東革新懇話会の活動再始動、えん罪事件無くそうと結成した市民の会に東京・福生革新懇が加盟など各地の活動を紹介しています。