俳人黛 まどかさん

俳句で伝えたい 日常の中の戦争

2023年9月号

 「全国革新懇ニュース」9月号1面の革新懇インタビューは、俳人の黛(まゆずみ)まどかさんです。このほど、戦禍の収まらないウクライナ現地で俳句を詠み続けているウラジスラバ・シモノバさん(24)の句集を監修しました。戦時下の日常を詠んだ句を通して、戦禍に生きる人たちのことを身近に感じてほしいと語ります。「世界一短い文学」を翻訳する難しさにもふれています。

 4面は、関東大震災時に朝鮮人が虐殺された事件から100年。この歴史的事実に小池都知事らが向き合おうとしない中、追悼式典実行委員長の宮川泰彦さんが「悲劇を繰り返させないため、記憶の継承と行動の継続発展を」と訴えています。
 各地の取り組みを伝える2面、3面では、有毒物質PFASの汚染に対して立ち上った東京・国分寺市の「市民の会」や、福岡でカジノ誘致に反対する市民の活動、千葉・佐倉革新懇によるマイナ保険証の学習会、長野の無言館と松代大本営跡地を訪ねた伊都・橋本革新懇(和歌山)の平和ツアー、会員を増やそうと「しおり」を作り奮闘する茨城革新懇の取り組みなどを紹介しています。

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