「全国革新懇ニュース」４月号のインタビューに、政治学者の渡辺治さんが登場しています。全国革新懇結成40年を迎え、日本の統一戦線運動の歴史を概括し、今日の「市民と野党の共闘」の到達点と課題を明らかにしながら、①政権を支える共同を担う地域革新懇へ、②賛同団体の力を強める、③「３目標」を輝かせるなど、革新懇運動への期待を語ります。

　４面「視点」では、「あいちトリエンナーレ」（表現の不自由展）に端を発し、高須クリニック院長、百田尚樹氏らがおこした大村愛知県知事のリコール運動で「集められた」署名の９割近くが偽造署名という不正署名問題の背景と問題点を、同問題に取り組む中谷雄二弁護士が明らかにします。

　10年を迎えた3.11、各地で取り組まれた復興と原発ゼロの運動、４月25日の補選で羽田次郎野党統一候補勝利に力を尽くす長野革新懇代表世話人・山口光昭さんの手記が掲載されています。コロナ危機での若者食料応援団、学術会議任命拒否問題、学校給食費引上げ撤回申し入れ、持続可能な社会を求める青年ネット学習会など多彩な活動を紹介しています。