政治学者白井 聡さん

末期症状の戦後「国体」

2018年6月号

1面インタビューは政治学者の白井聡さん。戦前から戦後に続く日本の支配体制を「国体」という考え方を用いて読み解きます。その流れで安倍政権の時代を特徴づけ、いま市民と野党の共闘が問われれているものは何かを問います。

2面は、市民と野党の共闘の前進へ議論を深めた第38回全国革新懇総会(5月19日)のあらまし。3~6面が創刊400号特集。表記の主題のほか、「ニュース」配達のご尽力への感謝、全国革新懇結成時の代表世話人として運動に貢献した故・黒田了一元大阪府知事の自筆の色紙を買い求めていただき沖縄支援カンパにあてる企画、募集した川柳の紹介などです。

4面で沖縄在住のフリージャーナリスト・山城紀子さんが、かつて精神障がい者を閉じ込めた「私宅監置」が今も問題になる沖縄の、戦中・戦後の歴史の闇に迫ります。各地のニュースは、新潟知事選必勝や9条改憲阻止のとりくみ、高齢者の移動権の提起、郷土史の掘り起こしなど多彩です。結成から節目の年を迎えた各地の地域革新懇が発行する冊子も紹介しています。

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