2026年9月14日
平和・民主・革新の日本をめざす沖縄の会(沖縄革新懇)/平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)
9月13日投開票たたかわれた沖縄県知事選挙は、3期目をめざした玉城デニー氏が得票率38.77%にとどまり惜敗しました。
「基地のない平和で誇りある沖縄へ」「誰も取り残さない県政の継続を」と選挙戦を支え、ともにたたかい、物心両面のご支援をいただいた全国のみなさんに心からのお礼を申し上げます。
玉城デニー氏は、平和でもくらしでも県民の利益に立った論戦を貫きました。
子どもの貧困解消の取り組みなど2期8年の実績をさらに前進させることを訴えました。辺野古に新基地が完成しても普天間は返還されず、有事の際に那覇空港を米軍に使用させるとの条件付き返還であることを暴露し追及しました。嘉手納基地周辺のPFAS(有機フッ素化合物)汚染源が同基地だと米軍が認めていた事実を意図的に隠ぺいしていたことも明らかにしました。この訴えは、今後のたたかいでも大きな力になるものです。
選挙告示の直前に、自民党本部が沖縄県連の頭ごなしに立候補予定者を辞退させるという突然の動きや、選挙戦を通じて玉城氏や陣営に対する誹謗中傷の動画などが大量に拡散されるという異様な状況でたたかわれました。デニー氏の街頭演説を妨害する行為も行われるなど、選挙に名を借りた民主主義破壊がまかり通ったことは今回の知事選挙における際だった特徴の一つでした。有権者の自由意思を阻害するこうした行為が繰り返されるのでは、選挙の自由・公正さはまったく保障されず、重大な問題を提起しています。
選挙戦は、デニー陣営と相手候補との政党間の力関係が大きく開いているもとでも、デニー氏と陣営の大奮闘によって今後につながるたたかいとなりました。
物価高の最大の要因となっている円安是正を放置したままでインフレ政策を進める高市政権とくらしとの避け難い矛盾や、台湾有事を想定した沖縄の戦場化予測とそれに伴う基地負担の増大、市民生活との軋轢は、自民党政治のもとで一層激化することが避けられません。
選挙戦を通じて得た教訓も糧に、「基地のない平和で誇りある沖縄」をめざす県民のこれからも続く不屈のたたかいへの連帯を引き続き強めましょう。「戦争する国」づくりに暴走する自民党政治に対抗する「憲法を真ん中にすえた共闘」を大きくしていくための取り組みをさらに強めましょう。そのことを心から呼びかけ、沖縄県知事選挙に寄せられた支援と連帯に、改めてお礼を申し上げます。