2019年4月8日
神奈川革新懇代表世話人会
4月7日開票の神奈川県知事選は、岸牧子県知事候補の大健闘でした。
黒岩祐治 225万1289票(76%)~前回比+5万5525(-1%)。
岸 牧子 70万0091票(24%)~前回比+3万4340(+1%)。
★投票率40.28%(前回比-5.87)。
私たちの知事候補者岸牧子さんの奮闘にもかかわらず、黒岩県政の継続を許す結果になりました。しかし、岸牧子候補に寄せられた70万票は、黒岩県政に対する厳しい県民の批判であり、私たちの県政民主化の努力への尊い支援の票でした。
私たちは、県民の皆さんから寄せられたご支持に心から感謝し、このご支持をこれからの運動の糧として、岸牧子さんとともに、公約の実現と県政の民主化の運動に励んで行くことを決意するものです。
岸牧子県知事候補は、1・29立候補記者会見から68日間の短期決戦にもかかわらず、「誰一人とりのこさない」「誰のこどももころさせない」「かながわをReBornしよう」と訴えぬき、子育て世代からお年寄りにいたるまで広い県民層に県政の民主的再生への希望の輪を広げました。神奈川革新懇代表世話人会は、岸牧子さんが県政に平和と民主主義を取り戻そうとする決意で立候補を決意され、大奮闘をしてくださったことに心から敬意を表し、これからもごいっしょに県政民主化の運動を進めて行くことを表明するものです。
岸牧子さんは、「九条の会」や「市民連合」運動の先頭にたってきた経歴から、憲法9条を守り、戦争する国にだけはしたくない、県民の「盾」になる知事をめざし、参院選で「市民と野党の共闘」で立憲野党の勝利を強く願って出馬されました。
知事選は、選挙確認母体の「かながわReBorn」を結成して、政党・団体・個人の幅広い「市民と野党の共闘」をめざしました。
政党の支援は日本共産党と緑の党でした。市民連合は、広渡清吾共同代表(東京大学名誉教授)先頭に強力な応援をされ、県内小選挙区で18ある市民連合の7割が支持又は有志の応援で奮闘しました(5市民連合は支援決定、8市民連合は有志が応援)。市民連合横浜の有志2人は事務局に入り、運動の先頭にたちました。
各地の九条の会有志も、各地で岸さんを応援し、九条の会世話人の池田香代子さん(全国革新懇代表世話人)が2度も岸さんを応援しました。
「平和で明るい神奈川県政をつくる会」を構成する労働組合や市民運動団体、各地域の要求団体などが支援しました。
神奈川革新懇は推薦決定して、斉田道夫事務局長が「会」事務局に入り、各代表世話人が宣伝の先頭にたち、各地の革新懇も「地域の会」再開や「地域ReBorn」結成、各市民連合の支援へ努力しました。
「市民と野党の共闘」で戦った初めての知事選は、7月参院選と来るべき総選挙、2021年の横浜市長選挙、そして4年後の県知事選挙の勝利へ向け、貴重で豊富な経験と教訓を残しました。神奈川革新懇代表世話人会、以上の立場にたって更なる活動の前進をめざす決意です。