2019年2月号感想・おたより2

★随想「石を育てる」(枝元なほみさん)を読んで驚きました。日本で売られている除草剤「ラウンドアップ」等の原料グリホサートは、遺伝子組み換え作物とセットで開発されてきた。もともとは排水管のつまりを抜く薬剤で、発がん性があるとして、フランス、オーストラリア、イタリア、ドイツなどで使用禁止が決まっている。日本ではその基準値がひそかにあげられているという。そばで150倍、ヒマワリで400倍という。自由貿易を優先し、国民の健康被害は考慮されていない。これが日本の政治の現実だ。(名古屋市)

★1月の野党党首会談では、7月の参院選で「全国32の1人区で野党統一候補を立てること」が確認されたという。共通政策を煮詰めたうえで、富山でも「市民と野党の共闘」が実現するかも。想像するとワクワクする。それを信じて一個人としてできることをしっかりやっていく。(富山市)

★香川京子さんのインタビューが清々しい。「戦争は絶対いやです」ときっぱり言い切る姿と「戦争はあっという間に始まります」の言葉に拍手です。本気の革新懇づくりを進める私たちの背中を押してくれました。(鹿児島・鹿屋市)

★昨年9月に結成した地域革新懇の第1回世話人会を開きました。20人近い各方面からの代表者が参集。「文化面の企画に取り組んではどうか」「市政の課題を学び合い、私たちの代表を首長にさせる力を持ちたい」「若者の要求をくみ取り青年層の力を結集させたい」など多彩で活発な意見が述べられました。事務局主義に陥らず、こうした代表委員の声を大切にしながら活動に生かし魅力ある会にすることを学びました。(埼玉・久喜市)

★革新懇インタビューは女優の香川京子さんでした。香川さんは、名映画監督の名作に出演した日本を代表する女優ですが、女優という仕事を通して戦争の恐ろしさや悲惨さを知る中で「戦争は絶対いや」という強い気持ちをもつようになったとのことです。最近の日本の風潮や沖縄の動きを見て、「いつの間にか戦争と同じようになるようで怖い」という気持ちは戦争法などで多くの国民が感じていると思います。核兵器も戦争もない世界の実現に努力したいと思います。(長崎市)

★4月には市議選を始め、県議選、参院選と続く今年。市民の声を大きくし、独断専行の悪政を正したい。なによりも「協力」が大事です。自公政権を倒す一点で共闘を。(山形・長井市)

★香川京子さんの「戦争はあっという間に始まります」という言葉にうなずけます。今、テレビドラマでも戦前や戦中があまりにも現実味なく、製作者たちの年代を感じてしまうのです。国民を欺く言葉が増えすぎて怖いですが、やっぱり選挙に行って、「戦争はいやだ」という1票を投ずるしかないと思います。(北海道・函館市)

★9月にはラグビーワールドカップを観賞します。その前にいっせい地方選挙と参議院選挙。ラグビーは観るだけですが、選挙はたたかえます。(東京・足立区)

★久しぶりに山の畑に行きました。紅梅の小枝にかわいい蕾がふくらんでいました。家の近くの白梅は咲いているけれど、紅梅はもう少し待たなければ、仏様にもあげられないね。ふきのとうは花になりかけ。びわの花も、さくらんぼの花も大きくなりかけていました。春を待っている曾ばあさんです。高知県東部の県議会議員は自民党ばかりです。今度は野党統一で議員をとろうと市民が結集して事務所びらきをしました。市民の代表者、野党の3人。県内の他の地域からも応援発言があり、うれしい元気をもらえるひと時でした。できるかぎりがんばります。(高知・南国市)

★1面の香川京子さんの静かな戦争絶対反対の意見に感銘を受けました。(徳島市)

★パズルの答えの言葉、響きも中身もいいですね。「…そして花開き、実を結ぶ」です。

「ひろば」欄の田中たくみさんの投書、私もそう思いました。(山形・河北町)

★介護を受けています。パズルが大好きで、いいお友達になっています。(滋賀・高島市)

★池江選手の白血病発覚に関わる発言で批判を浴びている桜田五輪大臣は国会で「オリンピック憲章を読んでいない」と答弁しました。それこそ五輪大臣として基本的なこともしていないということ。大臣の資格はないと思います。(山梨・甲府市)

★退任して約5年になりますが、必死の思いで結成した県内の職場・地域・青年革新懇がほとんど「お休み」している状態が残念でなりません。(金沢市)

★平成が4月で終わりますが、私は昨年以来、昭和の終わりを実感しています。というのは戦後活躍された人びとが次つぎ亡くなられています。ぎりぎり戦前生まれで戦後、戦争反対を、実感を持って語られた人びとの死は、平和運動の新たな段階の入り口とも思います。(金沢市)

★あまり好きな呼び方ではないですね、「後期高齢者」とは。とうとういやでも年齢は75歳になりました。なんの意味があって年齢で線引きするのでしょうか。それでも、身体は昨年の手術の影響でしょうか、思うようになりません。まさか、自分がこんなことになるとは…難儀ですが、仕方ありません。できることを少しずつ役に立たないかもしれませんが、やるしかないです。(高知市)

★ほかに趣味もなく、本を読むのが楽しみです。仕事をしているときには「読みたい!」と思った本はどんどん買っていましたが、最近はそうもいかず、ぐっと我慢…ですが、今月号の書評で紹介されたドリアン助川さんの本は購入してぜひ読んでみたいと思いました。(大分市)

★「思い出の食事」欄の記事で紹介された「ボローニャ」。今から10年くらい前にベトナム旅行で一緒になった知人から「ボローニャ」を知らされ、旅行後、上京の折に旅の友人数人で訪れ、楽しいひと時を過ごしました。とてもなつかしくなり、お便りしました。(札幌市)

★いつも楽しい紙面をありがとうございます。力づけられています。今号の香川京子さんのインタビューが素敵でした。(和歌山市)

★1面の革新懇インタビューは社会問題に関心の薄い人でも話し易く聞いてもらえるきっかけになるので興味深い。(長崎市)

★香川京子さんが出演されていた「ひめゆりの塔」を観たのは何年生の時だったのか?はっきり思い出せないが映画の場面は断片的に覚えています。「戦争は絶対いやです」という香川さんの言葉には私もまったく同感です。(奈良市)

★先日は初めて事務室をおたずねしましたところご親切に対応していただき、ありがとうございました。立派な事務所と発送準備の積み上げられた「全国革新懇ニュース」の山を見せていただき感激しました。23日に迫った第5回総会と記念講演を成功させるため最後まで踏ん張ります。(兵庫・西宮市)

★前々号の書評、堤未果著「日本が売られる」に感動しました。(大阪・八尾市)

★香川京子さんの「ひめゆりの塔」は中学生のころ、学校の講堂で観た記憶があります。ひめゆり学徒隊の話は聞きかじっていたので、真剣に観たような気がします。怖かった。悲しかった。戦争はアカンと強く思った。(神戸市)

★トランプ大統領は、ロシアと結んでいた中距離核戦力全廃条約の破棄を一方的にロシアに通告した。理由はよくわからないが、ロシアの条約違反があるのだという。これに対してロシアも中距離核開発をすると明言した。これでは他の国に開発するなとは言えないではないか。核保有国はせ世界の世論と逆行して核兵器廃棄条約にも署名しないばかりか、誠実に減らし完全破棄へ向かう展望もないし、姿勢も見当たらない。地球上の全人類の世論で包囲するしか道はないと考える。(岡山市)

★寒い日はあるものの、日一日と春めいてきています。10年来、依頼されて続けている診療所の花壇の世話も2月に入ると本格的な作業に入ります。先日も木槿と百日紅を剪定しました。年を経るごとに成長し、枝も混み合ってきて鋏だけでは太刀打ちできず、のこぎりで切り落としたりして…枝は太るは自身の年はとるはで年々重労働になっています。でも、毎年剪定でいつも変わらぬ色鮮やかな花を咲かせてくれるのが何よりです。(新潟市)

★毎号、内容が濃いですね。香川京子さん、枝元なほみさん、武内正次さん(全教の役員をしていたとのことで親近感がわきました)、そして事務室交流会や各県の取り組みなど。手に取るようにわかりうれしいです。書評欄の「線量計と奥の細道」は機会をつくり読もうと思います。(北海道・函館市)

★いつも「全国革新懇ニュース」を拝読しております。前号、東ちづるさん、今号、香川京子さん、枝元なほみさん、共感!昔、私が子どもの頃を思い出す懐かしい田んぼの風景の写真に心がほっこり癒されました。東日本大震災による原発事故を「文明災」と呼んで、知識人が沈黙しがちな風潮のなかで、反体制、権威とのたたかいを貫いた梅原猛さんらの志を継いで今こそ共闘の実現を。市民一人ひとりが心をつなぐ時が来たと実感しております。(三重・鈴鹿市)

★答弁のみならず、基本的な統計までウソとゴマカシを通そうとさる安倍政権。断じて許すわけにはいかない。(愛知・小牧市)

★2月号、枝元なほみさんの「石を育てる」を興味深く読みました。私たちが知らない間に、危険な除草剤の残留基準が密かに引き上げられている話しに慄然としました。日本の政治が国民を殺そうとしているのです。砂を噛むように毒を飲まされては堪りません。(東京・府中市)

★梅の花が咲き始め春の近いことを知らせる、地方選挙、参議院選挙と続く、くらしをつくる政治にも春よ、来い!(山梨・富士吉田市)

★一宮市長選挙が、今年の1月6日告示、13日投票で行われた。この市長選は、オール与党対革新共同の闘いであった。いち早くオール与党体制出来た為、野党統一の話が進まず、革新共同でも候補者の擁立が難しく、告示直前に候補者が決まるという準備期間もない選挙だった。投票率が27.35%。その中で私たちの候補者は、17.8%の得票率でした。学校給食費無償化、国保をひとり当たり1万円の引き下げ、公立保育園53園を守ります、公共交通を増やします、を訴えて戦いました。現職が選挙中これらの私たちの訴えには黙りでした。再選されたとたん国保税の2年連続引き上げ、公立保育園の老朽化を理由に半分に減らす、公共交通10便を9便に減らす事を発表。市民からは怒りの声が上がっています。私たちの掲げた政策の実現の為ガンバル決意です。(愛知・一宮市)

★2月号の料理研究家の枝元なほみ氏の随想を読んでびっくりしました。健康被害に対する疑念など全くお構いなしに政治の都合で除草剤の残留基準値が決められていること。例に出されていたのはグリホサート(除草剤ラウンドアップ)の原料。2017年12月25日、密かに上げられている。小麦で6倍、そばで150倍、油料作物としての向日葵では400倍。筆者は「自由貿易が守る超国家企業の利益のツケを私たちの健康に払わそうとしているみたい」と結んでいる。無関心ではいられない。身の回りをつぶさに探索しなければ!(熊本・荒尾市)

★インフルエンザは収束してきましたが、まだまだ気が抜けません。引き続き、感染予防に努めていきます。(岡山・倉敷市)

★岩手・花巻地方は暖冬でも寒過ぎの8~9日には今年一番の寒さが、雪と風を連れてきた。南からは梅の便り。新聞は今年の桜前線を少し早まるかもと伝えた翌日だった。我が家の辺りでは「旧暦2月は木の股まで雪が降る」という言葉もある。種屋のカタログを見ながら、「5月の菜園」を思っているこの頃である。(岩手・花巻市)

★枝元なほみさんの「石を育てる」に共感しました。健康を守ることを重視した農業政策が必要です。革新懇の活動に期待します。(香川・高松市)

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